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細扁虻


和名 細扁虻 (ホソヒラタアブ)



ハエ目、ハナアブ科、ヒラタアブ属の昆虫。


野山、平原、公園、畑など、植物がある場面
の中で最もポピュラーに目にするこの虻が
ヒラタアブの仲間、ホソヒラタアブ。



アブは、ハエが進化した昆虫と言われている。
一般的なハエは、舐める為の口を有している。
アブは食性にもよるが、齧る、刺す、吸う、と
それぞれに役割別の口吻を持っている。


食性の違いを簡単に記載すると、他の虫など
を捕らえ捕食する獰猛な肉食系、哺乳類など
動物の血を吸う吸血系、そして花粉を求めて
齧る花粉食系と、大きく三種類に分かれる。



このホソヒラタアブは、どこかしらユニーク
なお顔で、鳥山明先生が描く虫型宇宙人でも
出てきそうなデザインで可愛いのである。


彼らはホバリングしながらエリアの安全性を
確かめ花にとまり、花粉をサクサクと食べて
ウマウマと大喜びしている。表情がないけど
無我夢中で齧って至福のお食事タイムである。



彼らくらい小さいと、カマキリのカマもすり
抜けられる程にも小さく、更にすばしっこい
訳で、カマキリの方も体長7mm程度のこれ
は腹の足しにもならんだろうから多分、カマ
を振らないのだろう。



花粉を食べるから害虫なのか、とんでもない
滅相もない事。このホソヒラタアブの幼虫は
植物についたアリマキを旺盛に食べる事から
農業者や園芸家にとっては益虫となる。まさ
にテントウムシ様とヒラタアブ様なのである。


たんと花粉を食べて、いっぱい子供を植物に
産みつけてくだされ。



これ、これ、アガパンサスのこの芳醇なこの
花粉は、もうたまらないッス!とまらないッス!
サイコーッス!


勝手に妄想自動翻訳機起動によるもの。

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