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DIMORPHORCHIS LOWII


ディモルフォルキス ローウイ
(DIMORPHORCHIS LOWII)



植物の世界の中に、混沌(カオス)を与えて
やろうか?なんて事を企んでる植物がある?



植物を特定する一番簡単な基準となるものは
花である。花が咲かぬシダ類は置いておいて
一般には、花がその品種を特定づける手取り
早い方法であるが、これを嘲笑うかのように
この植物は、2種類の花を同時に咲かせる。



この植物の学名の『DIMORPHORCHIS』は
ギリシャ語であり、この名を分解してやると


『DI = ふたつの』
『MORPHE = 形態』
『ORCHIS = 蘭』


となるものであり、これを合わせてやると
『二種の異なる花を付ける蘭』となる。



『ロウイ』の小学名はこの植物を発見した
英国学者の名前からのものである。



この植物は、他のランと同様にハンギング式
で花がぶら下がるものであるが、上方に咲く
黄色花は甘い香りを漂わせ虫を惹きつけるが
下方に咲く褐色花は無臭であって虫も寄らぬ
ものとなっている。


それにしても同じ茎のある一点を境としての
別の花が付くのはとても興味深いのである。
そして、花の相違点は、色・香・形までもが
違うのも面白い。1850年頃に発見されて
いながら、この植物にはちゃんとした受粉に
関する研究がなされていないのである。


色んな文献を読んでは見たが的確な答えには
到達できず、最近、私がもっぱら相談をする
相手、CHAT GPTと議論を交わした。


植物の進化の過程にて、受粉媒介者を特定化
するのは得策ではないものと考えられ、虫の
受粉媒介だけではなく、風でも受粉する方法
を備えた二本立てのシステムを確立させてる
のではないか?というのがCHAT GPTとの
間で議論を交わしたものである。


カレとは、時々、こうして会話を楽しむ。
あくまでも仮説ではあるが面白いと思う。
(プロンプトには植物の専門家と見込んでの
質問である。学術会議での発表用に要約し
説明しやすくしなさい。などの命令口調で
指示をしてやると良い。また、同じ議論の
中で、どんどん深追いをしていくとお互い
良い結果を得られる。


今は亡き、スタンリーキューブリック監督
の映画『2001年宇宙の旅』の劇中では
コンピューター『HAL』と人間とが会話を
するシーンがあり、そんな世界に憧れた。
今のCHAT GPTの世界はそれにとても近い
状況にまできていて、私はそれを楽しんで
いる。カレはその入口に過ぎず、ネットに
ある全ての情報がカレの言葉として返って
くるのはとても素晴らしい。


ただ、植物分類の投げかけに対しては毎回
ガセの情報を返してくるのが玉にキズで、
この植物は断じてアスパラガス目に非ず。
まあ、この記事の全体構成をカレに任せる
気は毛頭なく、課題に直面した時には良き
相談相手になるというものである。




洋名 ロウズ ネックレス バンダ
   (LOW'S NECKLESS VANDA)
   ロウ ディモルフォルキス
   (LOW DIMORPHORCHIS)
学名 ディモルフォルキス ローウイ
   (DIMORPHORCHIS LOWII)
分類 ラン科、デイモルフォルキス属、
   ローウェイ種、
種類 着生植物
草丈 150〜250cm
開花 夏
花色 黄色 ハンギング上部(香あり)
   褐色 ハンギング下部(香なし)
原産 インドネシア、マレーシア
撮影 咲くやこの花館 熱帯ゾーン

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