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山荷葉

以前からずっと私が狙っている植物がある。
六甲高山植物園にあるその植物。
どうしてもその写真を自身で撮りたいのである。



その植物、山荷葉(サンカヨウ)である。
六甲高山植物園に電話での問合せ件数が
他の植物を群を抜いて多いのがこの植物。
日本全国から来るらしい。



但し、それを見る(撮影する)には条件がある。
雨が降っていること。
三荷葉の花が咲いていること。



前回の植物園訪問は4月9日。
この日は晴天で雨の兆しは全くなし、ガッカリ。
花は咲いておらず、全部が蕾(ツボミ)、残念。



今回の植物園訪問は5月1日、今日。
天気は夕刻までは晴天、夕方に崩れ大雨。
花は全て終わっていた。ガクッ、絶望的。
植物園に聞くと今年は花が咲くのも終わるのも
早かったのだという。夢はつい果てた。



という訳で、目標は達成できずだったが
来年に望みを繋いで、写真を掲載。



これが、4月9日の写真。




5月1日の写真。もはや花はない。デッカイ葉っぱ
だけがそこにあるのみ。


何と、植物園の中に植木の即売会があり、そこには
目的の山荷葉があって、満開であった。もうこれを
買って狙い通りの効果を確かめるか、と思ったので売店の人に聞くと天然状態のものでないこれが狙い
通りに行く保証は全くないという。悩んだが断念、
来年リベンジを狙う。



和名 山荷葉 (サンカヨウ)
洋名 アンブレラ リーフ
   (UMBRELLA LEAF)
学名 ディフィレイア グライィ
   (DIPHYLLEIA GRAYI)
分類 キンポウゲ目、メギ科、サンカヨウ属
種類 多年生草本
草丈 20〜40cm
開花 春
花色 白
花径 2cm
原産 日本(北海道、本州)
言葉 清楚な人
   親愛の情
撮影 六甲高山植物園



さて、私が撮りたい写真をネットの拾い画像だが
載せておこう。



雨に打たれると、花弁が透き通る植物。
それがこの山荷葉なのである。

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