樟
樟 (クスノキ)
クスノキ目、クスノキ科、ニッケイ属
常緑広葉樹で高木とされるものであり成長する
スピードが早く、大きく育てば全高30mの
大木にまでも成長する事から神社の御神木として
植えられる樹木。
原産は日本を含む東南アジア諸国。
家具の材木としても優秀で、造船や建材にも使用
されている。また工業用油も抽出できるのである。
樹木に防虫性能と香木成分が含まれてて虫喰など
少なく仏像作りにも使われたという。
昔の中国に於いては女の子が産まれた時にはこの
クスノキが植えられたという。その女児が育って
嫁ぐ時には育った樹木を使い嫁入道具となる家具
を作り、大切な娘と共に送り出したのだと言う。
女の子は自分と同じ歳を重ねた樹の家具を持参、
家族からの防虫に優れた家具を大切に長く使った
ことであろう。
学名や洋名に含まれているカンファーは防虫成分
を表す名称となっている。
和名 樟 (クスノキ)
楠 (クスノキ)
樟 (クス)
楠 (クス)
洋名 カンファー ローレル
(CAMPHOR LAUREL)
学名 シナモマム カンファーラ
(CINNAMOMUM CAMPHORA)
分類 クスノキ目、クスノキ科、ニッケイ属
種類 常緑広葉樹、高木
草丈 20〜30m
開花 晩春〜晩夏
原産 日本、関東より南部
中国、長江より南部
台湾、ベトナム
言葉 寛大、包容力
撮影 大阪万博記念公園、大阪市内
写真 実、葉、幹、枝
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