細葉縷紅草
細葉縷紅草 (ホソバルコウソウ)
ナス目、ヒルガオ科、サツマイモ属、
ルコウソウ種の蔓性の一年生植物。
南アメリカを原産とするもので本来は多年生
の植物である。耐寒性に乏しい性質から日本
国内に於いては一年生植物となる。
花は星型でチャーミングなものを沢山咲かせ
色も、赤、桃、白の3色が楽しめる。
その葉は、コスモスの様な羽状のものであり
この植物の和名に使われている『縷』(ル)の
漢字は細い糸を意味しており、この繊細なる
葉の特徴から使われている。
この植物は、匍匐性(ホフクセイ)にも優れ
グランドカバーにも適しているが、蔓性から
グリーンカーテンにも使われている。春蒔き
をすれば夏には立派に育つ植物となる。
この植物は、可愛く見えながらもその種には
有毒なアルカロイド系の毒が含まれている。
ファルビチンがその毒成分であり、この種を
お子さんが誤食すると、激しい腹痛と同時に
下痢と嘔吐を繰り返す上に幻覚症状も伴う。
毒成分のファルビチンが体内で加水分解され
アルカリ塩に変化すると大腸の収縮が続き、
下痢が止まらなくなる。一般的にアサガオの
種も毒を持つものが多い為、何でもかんでも
口に入れたがる年齢の子供がいるところでは
注意が必要である。
もちろん、種を口にさえしなければ問題ない
訳でお庭に植えるにはお手頃の植物である。
追加画像
大型のクマバチなどは、花の根元の蜜源に口吻
を刺し込んで、その蜜を頂くのである。
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和名 縷紅草 (ルコウソウ)
細葉縷紅草 (ホソバルコウソウ)
南瓜朝顔 (カボチャアサガオ)
洋名 サイプレス ヴァイン
(CYPRESS VINE)
スター グローリー
(STAR GLORY)
学名 イポモエア クゥアモクリット
(IPOMOEA QUAMOCLIT)
分類 ナス目、ヒルガオ科、サツマイモ属、
ルコウソウ種
種類 一年生、多年生草本
蔓性植物
有毒植物
草丈 1〜3m
開花 夏〜秋
花色 赤、桃、白
花径 25mm
原産 南米
渡来 江戸時代 (観賞用)
言葉 繊細な愛
世話好き
常に愛らしい
おせっかい
でしゃばり
撮影 服部緑地公園
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