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奇跡の蜂蜜を生むマヌカ


マヌカ (MANUKA)

フトモモ目、フトモモ科、ギョリュウバイ属の
ニュージーランドやオーストラリアを原産地と
する常緑低木となる。


日本でも一般の家庭などでも植栽されるもので
花期も長く、可愛い花をたくさん付ける事から
人気の高い樹種で、檉柳梅(ギョリュウバイ)
の名は、梅花に似ているからとついた名称だが
全くの別品種の樹木となる。


この花から採取される蜂蜜はマヌカハニーの名
で流通するもので、他の植物の蜂蜜とは別格の
ものとなる(価格も同様である)

その特徴的なのは、マヌカハニー中に含まれる
メチルグリオキサール(MGO)と呼ばれる抗菌
作用物質が高濃度に含まれている点が他の蜂蜜
と桁が違うものである。MGO濃度は蜂蜜の品質
を評価する指標のひとつとなっている。


もうひとつ、マヌカの花蜜の中に含まれるのが
ドコサヘキサエン酸(DHA)なる物質である。
ヒトの体内では合成ができない不飽和脂肪酸の
ひとつであり、蜂蜜が熟成されていく過程にて
MGOに変わる。この変換過程がマヌカハニーの
特異な抗菌性を生み出すのである。


これらだけでなくマヌカハニーの中に含まれる
抗酸化物質にはフラボノイドやフェノール酸など
の抗酸化物質として優秀なものが豊富に含まれて
いて、これらの物質は体内の酸化ストレスを減少
させ、健康をサポートするものである。いわゆる
身体を錆びさせない強力な味方とも呼べるもの。


では、このマヌカハニーの摂取によってどんな
効能があるのかについての解説をする。


1、抗菌作用
MGOの高い濃度より、一般的な蜂蜜より強力
な抗菌作用を持つ。これにより、創傷の治癒や
感染症の予防にも役立つとされ、マヌカハニー
の商品パッケージにはMGO値が記されている。


2、抗炎症作用
抗炎症特性により、喉の痛みや胃腸の炎症など
を和らげる効果がある。ニュージーランドでは
外傷患部に、このマヌカハニーを直塗りをして
治療する場面もある。


3、免疫力向上
ヒトの免疫システムをサポートし、風邪ウイルス
やインフルエンザウイルスへの予防に寄与する事
が報告されている。


4、消化促進
高齢者などの衰えた消化器官を助け、胃腸の健康
を維持するために役立つもの。


他の蜂蜜との比較を述べよう。


マヌカハニーと他の一般的な蜂蜜との主な違いは
以下の通りとなる。


1、抗菌効果の強さ
通常の蜂蜜も抗菌作用を持つが、マヌカハニーは
特にMGOの高い濃度により、抗菌効果が非常に
強力である。


2、成分の特異性
他の蜂蜜には見られない高濃度のMGOが特徴で
これがマヌカハニーの特有の医療用途を可能に
している。前述の通り、外傷患部に塗っての治療
は他の蜂蜜ではみられない。


3、価格
マヌカハニーは他の蜂蜜よりも高価なものであり
これは主にその希少性と医療用途が認めらる為。


MGO(メチルグリオキサール)値については
マヌカハニーの品質と効力を示す重要な指標でMGO濃度が高い程、抗菌作用が強い為である。


一般市販をされているマヌカハニーのMGO値は
(100+から800+)までとさまざまです。数値が
高いほど抗菌効果が強く、医療用途にも適する。


MGO 100+ = 軽度の抗菌作用
MGO 250+ = 中程度の抗菌作用
MGO 400+ = 強い抗菌作用
MGO 550+ = 非常に強い抗菌作用


MGO値の高いマヌカハニーは、抗菌治療を始め
創傷治癒おいて特に効果的とされ、多くの研究で
その有効性が支持されている。

そしてマヌカハニーには、もうひとつの規格が
商品に表示されている。それはUMFである。

このUMFとは、ユニークマヌカファクターと
呼ばれ、マヌカハニーに含まれる特別な成分で
ニュージーランド国立ワイカト大学・生物化学
研究所により、一部マヌカハニーの中に特別な
成分が多く含まれる事が発見されたものであり
他のマヌカハニーと区別されているもの。


UMFの数値は 10+、15+、20+、25+の
4種類に分類されており、これも数値が高い程
その成分に優れるものとされている。


マヌカハニーとは、その高い抗菌性、抗炎症性、
抗酸化性により、他の蜂蜜とは一線を画す特別な
蜂蜜となっている。MGO値が高いマヌカハニー
は医療用途にも適しており、価格に見合った価値
を持つものとされる。健康維持や治療補助として
適切に利用する事で、健康効果が期待できるもの
である。

この記事も前のブログ終了で、完全消滅していた
記事を改めて復活させたものとなる。


和名 檉柳梅 (ギョリュウバイ)
洋名 マヌカ (MANUKA)
   レッド ダマスク (RED DAMASK)
   ティー ツリー (TEA TREE)
学名 レプトスペルマム スコパリウム
   (LEPTOSPERUMUM SCOPARIUM)
分類 フトモモ目、フトモモ科、
   ギョリュウバイ属
種類 常緑低木
草丈 2〜15m
開花 春〜冬
原産 ニュージーランド、オーストラリア
言葉 蜜月
   華やいだ生活
   素朴な強さ
   濃厚な愛
備考 この花は高級食材であるマヌカハニー  
   (MANUKA HONEY) の原料。
   日本国内でも人気上昇中のメンテナンス
   用食糧。特に歯周病や虫歯菌のゼロ化、
   インフルエンザウイルス予防にも効くと
   注目されたものである。
撮影 服部緑地都市緑化植物公園
   長居公園

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