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HI-DUONG


海棠椿 (カイドウツバキ)


ツツジ目、ツバキ科、ツバキ属

肉厚で桃色が鮮やかな花弁は官能的な印象を
与えるベトナムを原産とする椿である。


ベトナムでは正月を祝う際に飾る植物であり
夫婦和合や、子孫繁栄を願う花でもある。


これにつけられた花言葉は 『理想の愛』
男女が良き関係で結ばれる事により子宝にも
恵まれ繁栄していくという祈願がこの言葉に
反映されている。


この花は女性に例えられ、美しく妖しく咲く
その姿に幻と現の狭間の中に男性を誘うとの 
伝説をもっている花とも言われている。


この花の学名は前部のカメリアは 『ツバキ』
を意味し、その後のアンプレックシカウリス
は『茎を抱く』や『抱茎』を意味する言葉。

茎を抱くの言葉は女性の生き物としての生殖
本能をそのままにした言葉で、男性の茎部を
女性がその中に受け入れる事により次の命、
子孫繁栄へと繋がる事をこの花の学名は表す。


今でこそ、この手の事を前面に押し出すのは
タブーとされているが、かつて日本に於いて
男性のシンボルを崇め奉る祭りもあり、現在
も世界の奇祭のひとつとして残っている。


少子高齢化が進む中、これはこれとて大切な
事なのである。


和名の海棠椿 (カイドウツバキ) については
当て字であり元の名称であるベトナム語名での
ハイドゥン (HI-DUONG)からついたもの。



和名 海棠椿 (カイドウツバキ)
洋名 ハイドゥン (HI-DUONG)
学名 カメリア アンプレックシカウリス
   (CAMELLIA AMPLEXICAULIS)
分類 ツツジ目、ツバキ科、ツバキ属
種類 常緑低木
草丈 2〜3m
開花 11〜4月
原産 ベトナム北部
言葉 理想の愛
撮影 咲くやこの花館、服部緑地都市緑化植物園
写真 花、蕾、葉

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