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#CamelliaJaponica
フガクノスズメ 小さくも趣きある桃色椿
富岳ノ雀 (フガクノスズメ)
『福娘』(フクムスメ)の自然実生からの
品種と言われている一重咲、長筒咲の
桃色単色の小輪の花が特徴となる可憐な
ツバキである。
樹高もあまり高くならない事から地植え
鉢植えにも適している。
『富岳ノ雀』の名称は『富士山の雀』だが
個体数もあまり出回ってはおらず命名の
由来には行きつかなかった。想像の域だが
富士山の裾野まで伸びるなだらかなカーブ
を描いた稜線と
カゴシマ 薔薇の美しさを凌ぐと言われるツバキは世界をも魅了する
鹿児島 (カゴシマ)
その花弁は紅色地に、全体に白斑が入った
美しいツバキの品種である。
京都にて、ツバキの花を見るなら『城南宮』
(ジョウナングウ)とも言われるほど豊富な
品種をもつこの場所には、日本各地からも
海外の観光客も多くが、ツバキを見に此処
を訪れる。
銘品がズラリと並ぶその中でも、その美に
感嘆の声が上がるものもたくさんある中で
このツバキにも、女性の方々がこのツバキ
を取り囲
珍奇植物が何故、江戸時代に流行したのか?
今もビザールプランツと呼ばれている、珍奇植物
は人気がとてもあり、鉢植されたものの中には
ウン十万円もするものもある。
そんな珍奇植物のブームはタイトルにある通り
江戸時代に日本国内で沸き起こっていること。
下に掲載したのは、金魚葉椿(キンギョバツバキ)
ツツジ目、ツバキ科、ツバキ属の突然変異種。
その葉の先端が複数に裂けた様な形が泳いでる
金魚のシルエットに見えた為、キンギョバツバキ
と
BONTENBA-TSUBAK
梵天葉椿 (ボンテンバツバキ)
京都府立植物園の特設会場で開催されていた
椿展にて説明をされていた椿の専門家の方に
誘われて初めて見た梵天葉椿に驚かされた私
は、早速その日にこのブログの中にてこれを
紹介したのだった。
だが、記事にした時に重大なミスに気付いた。
この葉から飛び出したこの構造はどうなって
いたのだろうか、掲載した写真ではその構造
が全く不明瞭ではないか!という重要な事に
気付い
KINGYOBA-TSUBAKI
錦魚葉椿 (キンギョバツバキ)
ツツジ目、ツバキ科、ツバキ属
薮椿(ヤブツバキ)の突然変異種とも云われ
葉の先端が三つ割に拡がったその様を優雅に
泳ぐ金魚の尾鰭(オビレ)に見立てたもの。
この椿は江戸時代には既に知られているもので
出目金(デメキン)や蘭鋳(ランチュウ)など
金魚の世界でも、突然変異や変形金魚が巷にて
噂が噂を呼んだ様に、この椿もまた当時の人達
を大いに喜ばせた品種である。