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# 植物図鑑 『実種編』

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この実、何の実、気になる実 実、種、の調査リポートです。
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2024年1月の記事一覧

蓮霧

蓮霧

蓮霧 (レンブ)

フトモモ目、フトモモ科、フトモモ属
マレー半島を原産とする常緑果樹である。

果樹という事で、この奇妙なカタチの実は
食べることができる。インドネシア、台湾、
フィリピン、マレーシア、ベトナム、インド
と広い地域で栽培されているものである。

その味は梨(ナシ)の薄味といった感じで
歯応えもシャキシャキとしている様である。
酸味と甘味がある上、少し苦味もあるとの
事である。私は

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ACEROLA

ACEROLA

アセロラ (ACEROLA)

キンノトラノオ科、ヒイラギトラノオ属

西インド諸島のひとつ、バルバドス島が原産
とされている常緑低木となる。

サクランボ大の酸味の強い果実が成り、国内
では『アセロラドリンク』として流通する。

このアセロラは沖縄が国内収穫ナンバーワン。
この実には、ポリフェノール、ビタミンC、
葉酸、カリウムなどの成分が含まれている為
その抗酸化機能よりアンチエージング効果、

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EUCALYPTUS BELGIAN NUTS

EUCALYPTUS BELGIAN NUTS

ユーカリプタス ベルギアン ナッツ
(EUCALYPTUS BELGIAN NUTS)

フトモモ目、フトモモ科、コリンビア属

オーストラリアの固有種の植物
それのドライフラワーを神戸の布引ハーブ園
にて撮影したもの。

物忘れを思い出した時の人の口を思わせる
微妙な脱力感が表れていてとても楽しい。

洋名 ユーカリプタス フラワーガム
   (EUCALYPTUS FLOWERING GUM

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BANKSIA ROBUR

BANKSIA ROBUR

バンクシア ロブル
(BANKSIA ROBUR)

ヤマモガシ目、ヤマモガシ科、バンクシア属
のオーストラリア原産の常緑低木となる。

初夏には淡黄色の円柱形の花序をつけるもの
であり、花が終わるとモコモコとした面白い
オブジェみたいな形(タワシ状)になる事から
ドライフラワーにも利用されたりもする。

洋名のスワンプバンクシアはオーストラリア
の沼地など水辺に自生する事からついた名と
なってい

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万両

万両

万両 (マンリョウ)

ツツジ目、サクラソウ科、ヤブコウジ属の
常緑小低木

日本国内では関東以西に分布し、その名から
庭などによく植えられている縁起樹。

写真は兵庫県川西市の実家の庭のものであり
12月中頃からの体調不良によりこの正月は
実家でゆっくりすることにし、朝方に庭にて
撮影したものが最初の記事となる。

元旦を迎えるとその日は私の誕生日であって
新年の始まりと同時に私も歳を重ねる。

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