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# 植物図鑑 『葉姿編』

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葉姿の美しさにスポットを当てカテゴライズしています。
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#BrassicaOleracea

FRESCO ROMANE FRILLS

FRESCO ROMANE FRILLS

フレスコ ロマネフリル
(FRESCO ROMANE FRILLS)

アブラナ科、アブラナ属の多年生植物。

一般には正月飾りから春先の花の少ない時期
の花壇の賑やかしに植えられ、他の花の時期
を前には処分されてしまうものも少なくない。

夏のこの時期にまだ植えられたままのものを
見つけたので写真に撮ったもの。

虫食いもちょっとあるが、クラシカルカラー
と呼ばれる葉色をしばし愛でる。

   

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葉牡丹 切葉系

葉牡丹 切葉系

葉牡丹 切葉系
(ハボタン キレバケイ)


元々は食用として江戸時代にオランダからの
渡来を果たした葉牡丹。今では鑑賞目的とし
逆に日本から世界へと輸出をしている葉牡丹。

そんな中、葉に切込が入ったものを切葉系と
呼ばれている。

葉牡丹と云えば正月飾りのイメージがあるが
この切葉系については、クリスマスシーズン
にも展開されている。確かに丸葉系などでは
クリスマスに似合わない。縮緬系について

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ROMANESCO

ROMANESCO

ロマネスコ (ROMANESCO)

アブラナ科、アブラナ科、アブラナ属の
イタリア生まれの野菜。

その味はブロッコリーに似ており、食感は
カリフラワーに似るとされ、両方の野菜の
中間的な存在である。イタリアの名称では
『ローマのブロッコリー』の意味を持つ。
私はイタリア料理好きだが、これを食べた
回数は10回にも満たない。野菜比較では
ブロッコリー>ロマネスコ>カリフラワー
が、私の好きなこの

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葉牡丹 丸葉系

葉牡丹 丸葉系

葉牡丹 丸葉系
(ハボタン マルバケイ)

葉牡丹は、江戸時代にオランダより食用目的で
渡来してきたもので『阿蘭陀菜』(オランダナ)
の名前がついていた。

日本では冬場の花の少ない時期に、花の代用に
華やかな彩りを添えてくれるものとして葉牡丹
の園芸品種への取り組みがなされ、食用目的が
鑑賞目的へと移行していった植物である。冬の
寒さが厳しいほど、色変化が強く現れる傾向も
あり、また、日本の各地

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緑葉甘藍 紫葉

緑葉甘藍 紫葉

緑葉甘藍(リョクヨウカンラン)

アブラナ目、アブラナ科、アブラナ属の
二年生植物

日本には食用として西欧州より渡来するも
観賞用として植るものがとても多い。

一般には、年末年始の彩りの少ない時期に
その葉姿を楽しむために植えられており
蕾や花が咲く前には処分されるものも多い。

こちらはちゃんと蕾が膨らんでいて美しい
姿を見せてくれている。

この掲載は、紫葉のものとなる。

和名 緑葉甘藍

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葉牡丹 縮緬系 弩級仕様

葉牡丹 縮緬系 弩級仕様

葉牡丹 縮緬系
(ハボタン チリメンケイ)

数年前に大阪梅田の阪急百貨店の前に
初詣巡りのために待ち合わせをしたのだが
ひときわ目立っていて、かつ私が度肝を
抜かれたのが、この葉牡丹であった。

葉牡丹をどうやったらこんなにも大きくも
育てることが出来るのであろうか?

このひとつだけでも、150cm超えの
大物であり、その縮緬葉のまた美しいこと。

そこは天下の『阪急百貨店梅田店』の迎春
を祝

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葉牡丹

葉牡丹

葉牡丹 (ハボタン)

アブラナ目、アブラナ科、アブラナ属

寒い時期になると家の玄関先に置かれるのが
この葉牡丹である。元々は西ヨーロッパ原産
のこの植物が、江戸時代に日本へと渡来した
その目的は元々は食用だったが、花の少ない
冬季に於いて鮮やかな葉姿を魅せるこの植物
は日本の園芸家達を魅了させてきた。

観賞用に向けて職人達が品種改良へと取組んだ
結果、日本生まれの葉牡丹は地域ごとに独特な

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