土から創られたのか、海から生まれたのか、空から降ってきたのか


今夜は月がとても綺麗。

眩しいくらいの月の光。

陽の光とは違う柔らかい光の束。

春風に揺られたレースのカーテンみたい。


昼夜関係なく、空を見てると
心が穏やかになる。
雲や雨もいいんだけど、
やっぱり太陽や月、星が見える方が良い。

そういう人は多いんじゃないかな。


空でなくとも、海を見たら落ち着く、
木々に囲まれたら安心する、
火を見てたら無心になれる

などなど。。
自然が人を癒す力は絶大だ。


わたしは空を見上げてる時、
心が穏やかになるのと同時に
なぜかすごく懐かしい気分になる。

それはごく普通のことだと思っていた。
し、なんのこれっぽっちもそこに疑問を抱くこともなかった。

でも、最近フツフツ考える。
なんで懐かしく感じるんだろう?

小さい頃、よく星を見に行ったから?

海に沈む夕陽を毎日見ていたから?

空はあって当たり前の存在だから?

懐かしさを感じるにはなにか、
科学的な理由がちゃんと存在するんだろう。
でもわたしはそんな理系な人間ではない。笑

突拍子もないことを考えてしまうタイプ。

「わたし、宇宙で生まれて
空から降ってきて
この世に生まれたのかなぁ?」

人に言わないだけで大真面目に考えます。笑

いわゆる、"前世の記憶"とは違うけど、
"生まれる前の記憶"的な??
それが、空を見ることがトリガーになって
懐かしさ=望郷になってる??

よくいるじゃないですか、
「胎内記憶」を持つこどもって。

「あなたは生まれる前はどこにいたの?」
のような質問を、
言葉を喋れるようになった2-3歳の子に聞くと

お空から滑り台を滑って降りてきた!

神様に背中を押されてお空から降りてきた!

と答える…(もちろん個人差あり)

アレ、すごいよな〜!!!
覚えてることが凄いというより、

胎内記憶を語る子たちは口を揃えて
「お空のすべり台をすべってきた」
って言うこと。

鳥肌立ちますもの。
しかも一度口にしたら、もう二度とそのことは
話さないんだって。
というか、忘れちゃうみたい。
すぐ忘れなくとも、成長するにつれ完全に記憶がなくなるらしい。

や〜…神秘だ。


わたしたち、この物質世界に生きる人間って
死後の世界を矢鱈と考える人が多いのに、
なんならそれで宗教が生まれて
戦争すら起こると言うのに、

生まれる前の世界を考えて解き明かす/説き明かす
偉人って極端に少ないと思うんだよね。

こどもを産んでから、この「生まれる前の」話を
よく母とするようになった。

★わたしの父と母はかつてバリバリの新興宗教の
バリバリの信者だったので
こんな突拍子もないスピリチュアルな話をすると
それなりに理解を示してくれる方なのだ。
(たまに宗教味強くて嫌になることもある)
というか、そんな親に育てられたからこんな妄想をー?


母と私が勝手に導いた結論は

生を司るということは
字の通り「神秘」
神様の秘めごと。

なんじゃないかって。

死んだら天国や地獄に行く。
魂は死なない。
死んだら何も無い、魂も無くなる。
真相は誰もわからない。

けど、もっとわからないのは
「生の源」

(そりゃ〜精子と卵子がくっつけば
こどもはうまれるんだけどさね。)

(宗教的だということは置いといて、)
「生の源」はホントに未知。
死、以上に
生、は未知。

神様が魂を生み出してるのか〜?
生命の樹が魂を実らせてるのか〜?

ファンタジック。
考えれば考えるほど、面白い。

そしてそれを解明しようとも思わない。

やはり神秘なことですから。。
だから、よく母が口にするのは
「命(生)を人間が生み出そうというのは
人間がすることでは無い。神への冒涜だ。」
と。
最近耳にするようになったクローン人間とか、
遺伝子組み換えとか、
そのことについて言ってるんだと思う。

あー、なんか言いたいことはわかる!!
あ、これは完全に個人の意見ね。
良し悪しではなくてね。

話がだいぶ逸れたと思われますが、
この話もしたかった…!!!!!


もし、もしも、もしも、
本当に神様が空のような高い高いところにいて、
人間に知られない方法で魂を生み出していて、
生を受けた魂たちが空を降りてやってくるのであれば
わたしのこの「空を見ると懐かしくなる」
というのもなんだかとっっても素敵だなって感じる。

人生という大きな旅を始める前の
ワクワクした気持ちがその瞬間だけ蘇るのかな。
28年経つと、そんなことも忘れちゃうよね。


きっと違うんだろうけどね。
でも、もしかしたら…ね?


そんなこんなのスピリチュアル的妄想話をしていたら
月は遠い遠い空に昇って
そろそろ太陽が顔を出しそうな時間になってもただ。


さー、寝よか〜。

この記事を書いてる間、
夜中一回は起きる娘は、今日は起きることなく静かに寝てたな。

娘が言葉を喋るようになったら聞いてみよう。

「あなたはどこからきたの?」
「なんでパパとママを選んだの?」
「なんで生まれようと思ったの?」

その時答えたことを、
娘が大きくなって、人生の壁に衝突して
生きるのが苦しくなってしまった時に伝えてあげよう。

せっかく魂という神秘的な生を授かったのだから、
その命を大切にしてほしいしね〜。


生きることに疲れてる人は多いと思う。
現に私の近くにそんな人はいるんだ。

そんなときは、空を眺めたり、海に行ったり
河川敷で寝っ転がったりして、
「あー、空から降ってきて生まれたのかなぁ」
なんて考えてみて。
いい意味で、脱力できると思う。
アホらしい〜!!って。



さて、まとまらずにおわりとしますか。




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