前略 現状の願望
長らくまともに文章が書けていない。
不登校ラボへの寄稿はなんとかしてお渡ししたけど、ユニゾンのことを話す割にノリが悪かった。つるつると言葉が出てこない。囂々と駆り立てるような声も鳴りを潜めた。これでは到底望むところには辿り着けないだろう。
なんとなく自分のnote運営方針的なものも想定したけど、行動が伴わない。早々に気づいてはいたけれど、投稿頻度と好不調の相関関係が著しい。相当に限界が来ていることを感じている今日この頃。
となんか頑張って書き出したら思ったより出てきた。思ってたのと違う方向だけど。やっぱり、暗い時には暗いことを言った方がちゃんと繋がる。自分の状態と違うことを表現しようとするのは相当にエネルギーがいる。よくわかりました。
で、数ヶ月溜まりに溜まって吹き出しそうになっていることを確かめるように著すことにした。見えていたけどあんましちゃんと見ていなかったものに対して、姿を現せーと言ってみることにした。そう決めたら意外といけそうな空気が醸成されている。このououを中心に韻を踏むやつ、ちょっとうざい。でも出てきちゃうからしょうがない。たぶんこうでもしないとエンジンがかからないんでしょう。ほうほう。
方法、広報、相当、双方、要望、容貌、消灯、上等、本堂、本当、奔走、応答、王道、公道、講堂、暴走、冒頭、暴騰、暴投、周到、横暴、口頭、高騰、ほうとう、朗報、毛頭、羊頭、朗々、納刀、能動、頭頂、盗聴、包丁、早朝、総長
この辺で満足しておきます。
この文章中にどのくらい出てくるか。
現状に対して望むことはただ1点、仕事辞めたい。シンプル。昨年は「もうずっと普通に働けると思う」とか言ってたんだけどなあ。変わっちまったな、お前。変わっちまったよ私。
新人の時からなのだけど、危険水域に入ると週報とか報告書を出さなくなる厄介な部下だった。正直、かなりやばい奴だと思う。自分の部下には持ちたく無い。今の上司はよく我慢というか、持て余さずにいられていると思う。
新人から5年目の今まで、社会人基礎力的なものは培われていない。多少は育ったけど言葉遣いも酷いし事前連絡とか全然しないし。段取り悪いし。そこそこ良い嗅覚でもって、絶対に間違えちゃいけないラインとか絶対に遅れちゃいけないラインだけ踏ん張る。そこにそこそこ良いセンスを組み合わせて無理くり乗り切ってきたのだ。誰かに迷惑をかけながらどうにかこうにかここまで来た。
のだけど、もう終わってる。今年度は報告書をほとんど出してない。危険水域に浸かりっぱなしで、さらに深度を増していく。メンタル不調から来る当日のお休みで、25日くらいあった有給の半分を消費している。仲の良い後輩が辞めたことで、その後明らかに糸が切れた。
「会社に対して思うことはあるけど、そのマイナス以上にやっぱりやりたい方面に行きたい」って、とても立派だと思う。聞いたのは7月くらいだったと思うけど、そのとき完全に揺さぶられてしまった。だって、私がやりたいのこれじゃないもん。一昨年くらいは偉そうに「好きなことよりできることを、できれば被ってる領域を仕事にすると良い」とか「私の場合はやりたいこととできることはわかれていて、できることで食べていくことにした」とか言ってた。そんなことないよね。やりたいことやりたいじゃん。
この一年ずっとそう。すごく不安定そうな生活に飛び込んで好きなことを、やりたいことに真っ直ぐ取り組んでいる人を知った。安定した生活に見向きもせずに、ぐらぐら揺れる度に大きくなっていく人を知っている。私も仕事に影響が出ても文章を書いたり表紙を作ったり、今の生活より大切にしたい領域を知ってしまった。
文学フリマ用の文章を書いている時期か表紙を作っている時期か、その辺で思った。「仕事で忙しいのって、何より文学フリマに割く時間が無くなるのが腹立たしい」と。もうずっとその気持ちで働いている。私が何かになるために必要な時間を仕事が奪っている。今の生活よりも大事なことがありそうなのに、生活維持くらいしか理由のない仕事をしている。そうして生まれた不協和音が心臓の方で膨れ上がる。
昨年の暮れ、ある人に向き合うために自分で冊子を、作品を作ろうと思った。それを作って今、あなたたちに向き合うために、もっと踏み込みたくなっている。
さっさとね。何か良い感じのおもしろい非正規を週3、ディズニーキャストを週2、で文章いっぱい書く生活をしたい。言っているだけでやらない人生だったけど、ちゃんと冊子作って文学フリマに出られた。だからたぶんある程度ちゃんとやる気がする。仕事は「辞めたい」で辞めるんじゃなくて、時期か目標を決めて辞めたい。目標の方はきっと文章寄りだ。
やっぱりどうも私は面倒で欲張りみたい。もっと煌々と輝いていたい。荒唐無稽にはしたくない。願望を滔々と語って本当にしたい。でも今日のところはこの辺で。
草々