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【赤裸々レポ】不妊治療を始めてみた

こんにちは、風香です🍀

本記事では、この不妊治療病院を選んだ理由と、通院時の流れや不妊治療自体のスケジュール、そして助成金を受けるために初期から気を付けておくべきことなどをまとめます。詳細はそれぞれ別記事をアップ予定なのでお楽しみに!


1.このクリニックを選んだ理由

1-1 勤め先から近い

不妊治療は自分の体のリズムに合わせて何度もクリニックに通う必要があります。
仕事で重要な日だろうが体は待ってくれないし、授かるかどうかは運次第なので、何か月も何年も続くことになります。

そこで私は、勤め先から徒歩8分の不妊治療専門クリニックを選びました。
朝、診察を受けてから出社しても10時にはギリギリ間に合い、帰りも少し早退すれば診察を受けられました
当時既にコロナで通勤日が稼働日の5~7割程度だったので通勤定期券を買っていなかったのですが、同じ駅の範囲内だったのも◎でした。

1-2 仕事との両立を謳っている (感じ方は人それぞれ)

受付終了時刻が早い診察項目もあり、通い始めてから気づいた時は「うーん」と思いましたが、一応「仕事との両立」がホームページで謳われていたことも理由の一つでした。

1-3 知り合いにこちらで妊娠した人がいた

実は会社の先輩でこちらで妊娠し、(私がかかり始めた時はまだでしたが)出産し最近会社に戻ってきた人がいるんです。やはり身近な人の経験を聞けたのは好材料でした。

このnoteが、読者のあなたにとって、そんな身近な存在になれていれば嬉しいです。

2.通院の流れ

2-1 初診は電話で予約、以降はアプリで予約

初診は電話で予約しました。その後ネットで簡単な問診に答え、2回目以降はアプリ予約になります。
※手術系は医師と話している時のみに予約可能。

2-2 初診時の受付での説明

大規模な病院なので普段の診察では患者はシステマチックに動かされます。そのシステムに乗れるように、診察券による自動受付やメールでの呼び出しについてなどの説明を受けます。

それから、詳細の説明は必要な時に医師から受けましたが、初期に受けなければいけない検査の詳細を記した紙もたくさんもらいました。

あとは病院の宣伝と、院内で販売しているサプリなどのパンフレットですね。

2-3 はじめは検査が盛りだくさん!

実は、最初の周期は検査ばかりで治療はしづらいんです。理由は、このタイミングの検査は自費のものが多いから。生理開始日から次の生理開始日までを「1周期」と数えますが、その1周期の中では、「混合診療」は原則不可。
なので、この期間に治療するとせっかく保険が効く制度になったのに全部自費になる、と説明があり、諦めました。もったいない!

はじめのうちに行う検査は多岐に渡り、覚えているだけでも下記の通り。

  • 血液検査

  • 子宮の形の検査(生理期間NG)

  • 卵管が詰まっていないかの検査(生理期間NG)

  • etc…

生理期間中不可の検査もあるので要注意。初診の時に全部できはしないので、生理直前ではなく、生理明けすぐぐらいに行くと、ちょうどいいかもしれません。

3.不妊治療の流れ

それぞれの治療方法の説明は例によって検索すれば出てくるのでサラッとだけにし、このクリニックにおける各治療方法の段階での受診の流れ(回数)を説明します。どの方法でも、その場で1か月間の受診プランを決めるので、仕事などで絶対受診できない日が今後1か月の間にある場合は、必ず把握してから行きましょう。
また、人工授精と体外受精の採卵周期では夫の予定も把握しておかなければなりません。

3-1 タイミング法

夫婦の営みをいつ持てばよいかを、卵胞の成長具合からアドバイスしてもらう方法です。排卵の直前(2日前~前日)ぐらいに営むのがベストなので、それを逃さないように、生理日+排卵の少し前から2~3回受診します。

年齢にもよりますが、タイミング法で数回チャレンジして授からない場合はステップアップです。
詳しくはタイミング法の記事で紹介しますが、私は20代でしたが2回でステップアップしました。

3-2 人工授精

精子を病院で良質な子のみにスクリーニングし、排卵直前に子宮内に医療器具を使って送り込む方法です。受診回数はタイミング法とほぼ同じ。
子宮の出入口が固い人や、精子量が少ない(薄い)人に向いているそうですが、タイミング法と比べて著しく妊娠確率が上がる方法ではないみたいです。

詳しくは人工授精の記事で紹介しますが、私は3回でステップアップしました。

3-3 体外受精

採卵と移植に分かれます。私の場合はそれぞれ別の周期で行いました。

  • 膣から卵巣に向かって針を刺し、卵を採り出すまでが採卵周期。タイミング法や人工授精の受診回数+採卵手術の日が基本パターン。

  • 採り出した卵と精子を合体させて数日育て、生き残った子を子宮に戻すのが移植周期。生理開始直後+排卵直前(d13ぐらい)+移植日+妊娠検査日の4回が基本パターン。

詳しくは体外受精の記事で紹介しますが、私は採卵2回と移植4回やりましたが全て不発でした。

体外受精の上は基本的には無いので、ここで反復不成功だとどんどん自費のオプションが追加されます。高額ですが、自治体によっては助成金がもらえたり、確定申告で医療費控除が受けられたり、入っている健康保険によっては高額療養費制度で還付金があったりするので、いずれ別記事を出します。

4.確定申告で医療費控除を受けるために絶対やっておくべきこと

私が後悔していることなのですが、不妊治療を始めると、いくら保険内でやっても医療費控除が受けられるぐらいに医療費が跳ね上がります。
医療費控除は「その年の1/1~12/31に窓口で払った医療費総額」が対象になるので、不妊治療以外の医療費も含めて、領収書を全部保管しておきましょう!

健保組合によっては「前年の医療費」がリストアップされて送られてくるみたいなので、それを活用するのも手です。これまで見てすぐ捨ててませんでした?取っておきましょうね。

おわり

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