見出し画像

この病院での不妊治療の感想

こんにちは、風香です🍀

今回は、様々な方面から、この病院で受けた不妊治療期間を振り返り、友達に勧めるかどうかといった目線で語ります。
受けた印象や全体を通しての費用感、医師看護師の感じや病院の雰囲気などを、主観たっぷりでお届けすることになりますので、もしかしたらあまり参考にならないかもしれません。

時代は変わるので今もそうかはわかりませんし、あくまで筆者の主観なので、違う印象を持たれる方もいらっしゃるでしょう。体のつくりも一人一人違うので、結果ももちろん違うでしょう。それでも私は治療していた当時、同じ病院で同じ段階の治療を受けたことがある人からのアドバイスがあったらよかったなと思っていたので、必要とされているかどうかはわかりませんが、書き進めたいと思います。

1.対応はいい意味でも悪い意味でも機械的

不妊治療はその特性から、院内で名前を呼ばれて知り合いに気づかれたりするのは好ましくないですよね。(院内で一度会社の人とすれ違ったことがありますが、息が止まりました。)そういう意味では、待合室ではその日の受付番号で呼ばれるのはプライバシー保護のために良いなと思いました。

また、ちょっと風邪ひいたとか花粉症とかで受診するかかりつけ医とは異なり、人生を左右するような治療内容なので、当然メンタルをやられることもあります。そんなメンタルブレイク時に人と話すのはきついので、次回の予約や会計が機械やアプリ相手にできるのはありがたいと思ったことが何度もあります。

ただ、この機械的さ、一人一人に寄り添っているのか?というのを疑問に思われる方はいらっしゃるかもしれませんね。

2.機械的なのになぜか長時間待たされる

機械的に予約を取っている割に、めちゃめちゃ待たされます。
受付をして待合室にで待ち、順番が近づくと中待合に呼び出されて、さらに待ってから診察室に呼ばれるのですが、待合室で待つ時間も長ければ、中待合に呼ばれてからも更に4人分ほど待たされたりしています。

採血の結果を待ったり手術があったりするわけでもなく、診察や内診などの「必要な時間」が15分もないのに、病院滞在時間が2時間を超えることはよくあります。私が行っていたのが、働く女性が集結する平日の朝や土曜なので、特にひどいのかもしれませんが。。。

いったいどういうアルゴリズムで予約人数を定め、どんなタイミングで中待合に呼んでいるのか、聞いてみたいものです。
待合室にはコンセントがある席も少ないながらあるので、パソコン仕事をしながら待っている人もいました

3.自分で気づくべきなのだが、助成金がある治療かどうかは教えてくれる時と教えてくれないときがある

SEET法とフローラ検査については東京都の先進医療費助成制度があると口頭で教えてくれましたが、タイムラプス法については口頭では教えてくれませんでした。助成金は治療周期があった年度中の申請が必須なので、残念ながら私は気づいた時には時間切れで申請することができなくなりました。

一応、初診の時にどっちゃり渡される紙の中にその案内はありましたし、そもそも患者側が自分で気づくべきことなので文句を言ってはいけないのですが、言ったり言わなかったりと一貫性がないことと、大きく金銭的に損をしたことで、少々信頼度が落ちました。だって、検査の結果や症状など、もっと本質的なことで言い忘れていることもあるかもしれないじゃないですか。。。

4.ここでの治療では妊娠に至らなかった

最大の理由はこれです。悪口ではなく、ただ事実として。

タイミング法2回、人工授精3回、体外受精の移植4回を経ても妊娠に至らなかったのに、フローラ検査の結果待ちの間に自然妊娠しました。

今思うと、あの病院で長い長い待ち時間に毎回耐えていたのはなんだったのかという感じですが、きっと巡りあわせがたまたまわるかったんでしょう。
ただ、どうしても、「1年半無駄にさせられた」という思いがどうしても先行してしまい、印象がよくありません。

知り合いの中にこちらの治療で授かって出産に至った人もいるので、本当に人それぞれなんだと思います。合う合わないっていうのがどうしてもあるので、病院選びの際は、この点を理解して自分に合う病院かどうかを十分検討してから決めるとよいでしょう。

おわり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?