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穏やかでいたいと思う反面

昨日、夜のこと。
小学校からの仲の友人と2人で飲みに行き、
一軒目の店にて、お店ひと推しのクラフトビール、新鮮なお刺身と〆の猫まんまを頂き幸せになったところで二軒目に行こうと自然の流れで、二軒目に向かった。

二軒目の店は、私が何回か行ってコスパ良くおいしいワインを頂けるワイン食堂だった。私達は早速、即席ピーナッツのおつまみとワインを注文し、楽しみながら談笑していたのだけど、ちょうどワインがなくなり、次に何を注文しようかと迷った時、アルコールはいい具合に摂取して十分満足だったので、席の目の前の食後にコーヒーどうぞ!という、張り紙をみて〆のコーヒーを注文した。

頼んだアイスコーヒーがすぐにきて、少し残っていたピーナッツをつまんでいたところ、すぐ店主から突然声をかけられた。
「ここのお店何軒目ですか?」
「え、二軒目ですけど・・・」
「うち、カフェ利用はお断りしてるんですけど」
え、カフェ利用?私達ってさっきお酒も飲んだし、ただ張り紙にあったコーヒーいかがですかの貼り紙をみて、頼んだだけでカフェ利用なのですか?という頭の上にハテナ?が浮かんだままの私たち2人は一瞬間を置いて、
「あ、まだ頼んだばっかりでコーヒも沢山残ってますし、おつまみもまだあるので」と、苦笑いを浮かべながら店主に向かって、少しばかりの反抗心を持ってそう答えた。

確かに、店の張り紙には
・お酒を飲まないお客様は入店をお断りしています
・お酒を飲まれないままの長時間のご利用はご遠慮頂いております

というような内容なことは書いてあったけれど・・・
私たちは食後のコーヒーを頼んで、届いてから1分も立たないうちに
早く出て行ってくださいというようなことを言われたので、
居心地の悪さを感じながら、
無言で5分もたたないうちにコーヒを飲みきり
すぐ店を出た。

友人と店を出たあと、なんか嫌な感じだったねと、
楽しかった雰囲気が悲しい気持ちになり、もうあの店には行きたくないねと言葉では出さないけど、きっと2人とも心のうちで思ったに違いなくその日の飲み会は幕を閉じた。

食事が美味しくて何度も通っていたけど、こういった一件があるともうあの店には行きたくないと思ってしまう自分がいて、
後から思い返すとだんだんと腹立たしく思えてきて、心がモヤモヤした。

穏やかでいたいと思う反面、そういう負の感情が湧いてくる自分はとても嫌な人間に思えて、なぜかもの凄く沈んでしまった昨日の夜のこと。


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