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旅立ちの準備が進む

2024/4/6(土)
父の旅立ちの準備がまた一歩進んだようです。

朝に起きると、必ず「おはよう」と父に声をかけるようにしています。
ただでさえ残り時間が減ってきているのですから、少しでもコミュニケーションを取る時間は持ちたいですもの。

で、いつもだったら、寝ぼけまなこで「うん、おはよう」とでも言いたげな表情と口の動きが見られるのですが、今日はほぼ反応がありません。

あれ?おかしいな、と思い、再度「おはよう」と言いながら肩をとんとんしても変わらず。
さらに、いつもなら口を開けたままでも割と静かに呼吸してのに、妙に粗くゼーハーという音が聞こえます。

目を覚まさないのが気になって、いつもの訪問看護ステーションの方に電話をしました。9時になって看護士さんが来られて、脈を取り、血圧も測っていただきました。数字の上は特に問題はなく、心臓の動きも問題なさそう、手足も血色が良いので、体はまだ大丈夫かなとのこと。

ただし、目を覚まさないという状況は良いことではないので、それが続けば一日二日で旅立つ場合も多いとのこと。

私は十年前に父が施設に入所した時から、週に一回通い続けました。
衰える様子もリアルタイムで見続けてきて、覚悟はできていたつもりでしたが、それでも後一日二日と言われるとうろたえてしまいます。
私にとって、父が大きな大きな存在だったことを改めて感じます。

もう少し居て欲しいと想いと、無理せんと逝っていいよという想いがいったりきたり。
これは解っててもやっぱりキツいなぁ。

それでも父が旅立つまでの貴重な日々、最後の親孝行の時間を大切に過ごしたいと思います。

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