父の看取りのこと

この3月に私の父は91歳になりました。
とはいえ、もう10年近くも施設にお世話になっていて、今はグループホームにいます。
自宅にはもう長いこと帰ってきていません。

とはいえ、週に一度は施設を訪問するようにしていましたので、どうということのない日常会話を楽しんでいました。

コロナ禍以前は、施設訪問時に入室できましたし、父も要介護度3程度でしたので、ノンアルコールビールとスーパーの鳥カラなどを持ち込んでプチ宴会をしたり、父とのツーショットの写真を撮ったりして楽しんでいました。

ですが、この半年は本当に衰えが見えはじめ、「そろそろ最後なのかな」と思う場面が増えてきました。
数日前に施設から「食が極端に細くなってきたので以前からお話していたように看取りの準備をお願いします」と言われ、父に実家へ帰ってきてもらうことにしました。

このマガジンでは、こんな父を看取るまでの日々をお話したいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?