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普段は自分だけの日記をつけていますが、たまにだれかに読んでもらいたいと思うようになりま…

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普段は自分だけの日記をつけていますが、たまにだれかに読んでもらいたいと思うようになりました。マイペースに綴っていきます。日記の延長です。

最近の記事

「ミシンと金魚」永井みみ

年末年始のお休み中にのんびり読んだ一冊。 認知症のおばあちゃんのひとり語りで物語が進んでいく、壮絶だけど、あたたかみを感じる本。 読み進んでいくうちに本の中のおばあちゃんと自分がかさなっていく不思議な感覚を体験しました。 ふとしたきっかけで、長いこと開けていなかった思い出の引き出しが開くことがある。 わたしがおばあちゃんになったら、たくさんある心の引き出しから何がとびだすのかな。 なんでもない日常のふとした場面なのか、強烈に心動かされた瞬間なのか、、 「死ぬこと」

    • 2024年、年明けのひとりごと

      心に余白があること、心が澄んだ状態であること。 たくさんの情報を浴びる毎日だから、それをからだの中で淀むことなく循環させていくことをやっていきたい。 右脳を使うと心地よい。 ぼーっとなっているようで、さまざまなイメージや記憶のページが勢いよくひらいていくような不思議な感覚。文化的な体験をふやしたい。 愛情を伝える表現について。 まっすぐ言葉にするにしても言葉でないもので伝えるにしても、どんな表現があるのかを学びたい。 やってみたいなと思ったことはやってみる。 経験するこ

      • かわらないことも、わからないことも。

        31歳の抱負。 美しいものを見て、季節の香りを感じて、身体が喜ぶものを味わう。 心震える音や言葉を聴いて、気持ちのいいものに触れる。 そして、言葉をできるだけ丁寧に紡ぐこと。 それは言葉にできない部分を浮き彫りにする作業でもあるということ。 言葉で形づくられた部分も、言葉ではあらわせない部分も、どちらも愛おしく思えますように。

        • 思い切ってショートカットにしたら、なんだか心が軽くなった話

          先日、髪を切りました。ばっさり。 まさに、ショートカット。 ザ、ショートカット。 髪を切りたくなったのは、なんとなく自分の殻を破ってみたくなったから。 ここ最近、職場内の環境の変化があり、まわりに素敵な人が増えました。その影響か、わたしももっと魅力的な人になりたい!という思いが高まっていたようです。 ただその分、自分の現状にもどかしく思うことも多く、そんなくすぶった気持ちを一気に切り替えてみたかったのかもしれません。 もっともっと軽やかに進みたい。 そんな気持ち

        「ミシンと金魚」永井みみ

          ちょっと元気が出る魔法。

          木曜日。 今週の仕事も残り2日。疲れが出てきたけど、もうちょっとがんばりたい。 そんな雨の朝。屋根のあるバス停で、定刻を過ぎたバスを待つあいだ。 マスクの下の口角をキュっとあげてみる。 自然と肩の力が抜けて、背筋が楽に伸びた気がした。 視界がやわらかくなって、ちょっとだけやさしい気持ちでものごとを見られる気がした。 わたししか知らない、マスクの下のほほえみ。 誰かに何かを伝えるでもなく、媚びるでもない、自分だけのほほえみ。 なんとなく、良い下着を着けて過ごして

          ちょっと元気が出る魔法。

          いまはお日さまと遠距離恋愛中

          今日は朝から晴れ。久々の晴れ。 お日さまの光で起きて、外の澄んだ空気を吸って、 はぁぁぁぁぁ、、、 気持ち良し。 植物たちにお水あげて、わたしもお水飲む。 はい、ごきげん! 最近は雨が続いた分、お日さまの有り難みをより感じました。 また明日から雨が続くなぁ。 でも、雨の日だって嫌いにはなりたくない。 いつだってごきげんな私でいたいのです。 まだまだ続きそうな梅雨。 雨の続くあいだはお日さまとの再会を待ち焦がれる時間として、遠距離恋愛の甘酸っぱさを味わうこ

          いまはお日さまと遠距離恋愛中

          問題解決のカギは「ヒト」ではなく「コト」に向かうこと。

          現状に不満を感じると、誰だって不満の原因を探そうとする。 たいていはその原因を「ヒト」に求めてしまうのだそう。私も無意識にそうしてしていました。 例えば、職場の雰囲気が悪い、という不満に対して、Aさんがいつも空気を悪くしているから、と。 Aさんという「ヒト」に原因があると思ってしまう。 職場の雰囲気が悪いのはAさんのせいだということが周囲の共通認識になると、Aさんに向いた矛先はより鋭くなり、場合によってはAさん以外の人で結束するための材料になる。 わたしの職場での話

          問題解決のカギは「ヒト」ではなく「コト」に向かうこと。

          雨の日の前髪と女心

          わたしの住むまちでは例年に比べ半月以上も早く、梅雨入りが宣言されたようです。 顔に、身体に、湿気がまとわりつく。 春の澄んだ空と違って、梅雨の日の空はいつも灰色。気持ちもなんとなくすっきりしない。 そんなときは決まって、オレンジピンクのアイシャドウ。 オレンジピンクがまぶたに乗っているだけで、視界が明るくなる。気持ちが少し上向く。気がする。 かわいい色のアイシャドウを楽しめるように、予想外に早く訪れた梅雨をできるだけ嫌いにならないために、わたしは前髪を切りました。

          雨の日の前髪と女心

          生きるって暖かい

          人生はたくさんの愛に溢れている。 静かに心震える、素敵な映画でした。 わたしの人生も、家族やこれまで出会った人たちの愛で、紡がれてきたということ。 わたしも誰かの人生の一部に寄り添える人であれますように。

          生きるって暖かい

          ネイルなんかで心躍っちゃうなんて

          仕事が終わって、思い立ってネイルサロンに立ち寄り、久しぶりにネイルしました。 爪を短めにきれいに整えて薄いピンク色にしてもらい、カサカサがツヤツヤになるのをぼーっと見ていると、心のカサカサも潤っていくようなそんな気がしてきたのです。 お店を出ると、えー心までツヤツヤになっちゃったー♡とちょっと舞いあがっているわたし、単純。 帰り道、車のライトがネイルに反射して、ネイルひとつでご機嫌になれちゃうもんだなーなんて思いつつ、少し肌寒い春の夜道を歩きました。 ツヤツヤになった

          ネイルなんかで心躍っちゃうなんて

          弱さは強さ、強さは儚さ

          コロナ禍のゴールデンウィーク中の時間がありあまっているときでさえ、スマホをいじる隙を与えない、中毒性のある小説。 一人の女性の人生にひきこまれてしまった。 衝撃の一文に息が止まった。 命は儚い。

          弱さは強さ、強さは儚さ

          ことばを知ること

          いつも愉快なおじさんがいた。 聴覚障害のあるおじさん。 最初はおじさんのジェスチャーを見て、なんとなく言いたいことが分かる程度だった。 こっちは内容をほとんど理解してないのに、話したいことはたくさんあるみたいで止まらない。 いいきっかけだし、おじさんのためにも手話を勉強してみようと、市のイベントにブースを出していた手話の会に電話をして入会した。 思いのほか面白くて、どんどん覚えた。 手話の会の成果もあり、少しずつ手話で聴覚障害のある方とやりとりができるようになると

          ことばを知ること

          女3人で6時間喋った話

          先日、高校時代からの友人2人と6時間、喋り倒しました。 ビデオ通話はたまにしてたけど、会って話すのはコロナのせいでなんと1年ぶり。会っていなかった間にそれぞれに起こったことの報告や学んだことや感じたことなど、6時間では足りなかったみたいです。 相手の話を掘り下げたり共感したりしながら、毎回ガチなトークを繰り広げる女3人の会。 今回のパワーワードは、豊かに生きること。 勉強や部活、体育祭や文化祭などのイベントにも常に全力投球だった高校時代を一緒に過ごして、大学に進学後は

          女3人で6時間喋った話