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苦にならないと言うならば/書く習慣1ヶ月チャレンジ12日目

得意ってなんぞ???って思わずこのテーマを見て呟いた。
いや、マジで。
得意って何??

調べてみれば得意なことっていうのは「最も手馴れていて自信があるということ」「やっていて苦にならないこと」をさすらしい。

そんなもんないが???

いや、正確に言えばやっていて苦にならないことはある。

あるんだけど、それは好きだから苦にならない訳で。
そして、技術が人様より上手いわけでもなく。

なんだろう、なんだろうと思ってたら、一つだけあった。

「疑問に思った事をすぐ調べること」

いや、こんなん得意なことに入るのかなって思うけど。

我が家は昔から人に聞いて教えてくれるという事がない。
というか、字がある程度読めるようになって早々に教えられたのは辞書の引き方だった。

「分からなけりゃ聞く前に調べろ」
それが我が家の方針なのだ。

幸いな事に、我が家は本が多かった……というよりは、入院しがちな姉も楽しめるようにと頂いた本や、教育熱心な母の買った本が山ほどあるけど、読書が心底苦手な姉が読む訳もなく置きっぱなしだったのが、ゆんが産まれた事で日の目を見た、と言うべきか……。

ミヒャエル・エンデのモモとか。ナルニア国シリーズとか。物語の中でもファンタジーが苦手なうちの姉が一切読むわけもない。現実的じゃない話が出てくると一気に意味が理解できなくなるから苦手、らしい。

姉が読めるのは林真理子さんと群ようこさんのエッセイだけなのだ。

まぁ、そんなこんなで幼少期からある程度小学校高学年や中学生向けの本に囲まれて育った事もあって、辞書にはお世話になりっぱなしだった。

まずは自分で調べて考える、という習慣をつけてくれたのは本当にありがたいな、と思う。

周りに教えるのに向いている人もいなかったし…………
母は教育熱心だが自分は勉強が苦手だし
父は頭はいいが分からない人の心理が分からないタイプの上にクソ短気な一面がある。

父に、昔1回だけ勉強を聞いたことがあった。
小学校1年生の算数のドリルについてたおまけのようなパズル問題が分からなかったのだ。

答えを教えてくれるどころか、小学校1年生相手に「こういう定理があって、大学で習うんだけどね……」って説明をし始めた父。習ってもない数学用語のオンパレード。
仕舞いには「わかった?(勿論わかったよな)」という副音声付きの確認。

これは分からないって言ったら怒るやつや、と察して、分かる、ありがとうと逃げ出し流石に母に泣き付いた。

おかげでその後は教科書も辞書も何もかも自分で調べて読み込み、二度と勉強の質問をしたことはない。

ありがたい……?
いや、きっと結果オーライなんだ。
大人になった今でもどんなに小さな事でも疑問は調べるようになったんだから。

ちなみに一番最近調べた事は脊椎動物で最強の動物は何か、です。
いや、友人の「アリって絶対人より強い」って発言に確かに〜ってなって、適当にアリの強さの威力を調べてたら、それなら人間と同じ脊椎動物の最強はなんや?って疑問に思ったんだよ。

大抵、くだらない事調べてるし、なんでそんなん調べるのって言われる事も多いけど。
じゃあ聞いたら具体的に説明できんのって言ったら大抵できないことを調べるのが好きだし、得意です。

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