北海道・青森旅行に行ってきた話

2023年4月1日 02:10

今年の2月に友人と一緒に北海道と青森に2泊3日で旅行してきました。レポを書こうと思ってからだいぶ時間が空いてしまいましたが、写真で思い出を振り返りながら色々書いていこうと思います。

セントレアで友人と合流してから昼過ぎの便で出発して新千歳空港に15時過ぎに到着しました。遅めのお昼ご飯としてラーメンを食べてからバスで札幌の雪まつり会場まで向かうことに。流石北海道というかなんというか、かなりの寒さでしたね…最高でも−6度ぐらいでした。ただ風はあまり吹いていなかったので結構過ごしやすかったですね。出発前の名古屋は雨が降ってましたし風も結構吹いてたので体感温度はむしろ名古屋の方が低かったまであります。

札幌に着いた時には17時を過ぎててだいぶ暗くなってました。金曜の夜に到着したということもあって結構人だかりが出来てました。ただ混みすぎてまともに歩けない…なんて事は無かったので良かったです。雪まつりというだけあって雪像が沢山あったのですが、思ってたよりも沢山数があって見応えがありましたね。大手企業が参加したものもあれば地元の学生さん達が作ったものもあり、プロの芸術家が作ったものまでありました。数メートルぐらいの大きさのものが多かったですが10メートル越えの巨大なものもありました。雪で出来た特設ステージでは自衛隊の人達がライブをやっててとても盛り上がってて、何というか『お祭り』って感じがして良いなあと思いました。

ブルアカの雪像もありました。
めっちゃ見たかったので満足(*´꒳`*)
アロナちゃんの会場限定ボイスが流れてました。

その後ご飯屋さんを探しつつすすきの会場の方も見て回りました。こちらは雪というよりは氷を使ったオブジェでした。こっちもこっちで綺麗でしたね。雪像も勿論そうなのですが、いつか溶けてなくなるものを題材として1つの芸術品を作り上げるのは本当に凄いなと思いましたね。雪まつりの開催期間が1週間と聞いた時は驚くと同時に刹那の瞬間に情熱を込める作り手達に尊敬の念を抱きましたね…。

ちなみにお店が全然空いてなくて夕飯の時間がとんでもなく遅れました。鍋とじゃがバターがめちゃくちゃ美味しかったです。外国人の方も沢山いたのでかつての賑わいが戻って来てるのかな…と思います。

2日目は雪まつりでまだ見れてなかった場所を見て回ることに。雪まつり最終日でしたが流石に朝は空いてましたね。朝と夜で景色がかなり変わるのでどっちも見れて良かったなと思います。
のんびりしてたら函館行きの電車に乗り遅れそうになったので途中から走ってました。なんとか間に合ったし座れたので良かった。田舎の方は時間にとらわれずのんびり旅行出来るイメージがありますが、実際行ってみると電車の本数が少ないので結構考えて動かないといけない場面が多いんですよね…。

札幌から函館まで4時間ぐらいかかりました。知ってはいましたが北海道広いですね。海沿いを走る時間が長い路線だったので、流れる景色がすごい綺麗でした。

到着してからまずはラーメンを食べる為にぶらぶら歩くことに。ご飯屋さんが並ぶ一角に入ったのですが、空いてるお店が1つしかなくてそこに入ることに。どうやらその一角は居酒屋街だったみたいなので、もし行ったのが夜だったら賑やかだったのかなと思いましたね。古き良きで素敵な雰囲気のお店で、ラーメンも餃子もめちゃくちゃ美味しかったです。

その後路面電車で赤レンガ倉庫に向かうことに。路面電車に乗るのは久しぶりで、子供の頃に乗った時のワクワク感を思い出しました。到着したら入り口に立っていた人力車の人に話しかけられました。良かったら乗っていかないかと言われたので折角だし乗って見て回ることに。赤レンガ倉庫や函館港の歴史を詳しく教えてくれました。知識があると見えるものが大きく変わるので色々話を聞けて良かったと思います。

その後赤レンガ倉庫の中を見たり八幡坂を見たりしつつ函館山ロープウェイで展望台に向かうことに。ちょうど夕暮れ時だったのでロープウェイも展望台もすごい人でした。暗くなっていくにつれ見下ろす街に灯りが増えていって、それがもう絶景だったんですよ。写真を何枚も撮りましたが写真では伝わりきらないのがもどかしいですね…。流石は日本三大夜景と言われてるだけありますね。

その後函館駅近くでご飯を食べてから新幹線で青森へ。夜遅かったこともあり他の人がほとんどいなかったのでガラガラでした。青森着いて思ったのが「足元の雪が半分溶けてる！」でしたね。北海道と青森とで雪を踏む音が全然違ったのでやっぱり北海道は寒いんだなと思いました。

最終日はまずバスに乗って酢ヶ湯温泉へ。道中にスキー場もあるらしくかなり混雑していました。青森駅周辺は札幌や函館と比べるとほとんど人がいなかったので朝早い時間にこんなに人が集まるのか…って感じでした。
青森駅近くと違ってその温泉は山の中にあるのでかなりの雪が降っていて、入り口で良い感じの写真が撮れました。どうやらこの温泉は300年以上の歴史があるみたいで、入ってすぐの所のボードに温泉の始まりや今に至るまでの歴史が紹介されていました。そういう話を見聞きするのが好きなので入る前からワクワクしましたね。温泉ですが、酸性の硫黄泉ということで独特の香りがしました。初めて入るタイプの湯でしたが、心地良く浸かれて良かったです。ちなみに古い建物だからか浴場内には洗面台しかなく、掛け湯はありましたがそれも温泉を使ったものだったので出る時に頭だけ洗面台で洗い流すことに。水しか出なかったのでめっちゃ冷たかったし寒かった…。どうやら女性側の浴場にはシャワーがあったみたいです。男性の方々はみんなあまり気にしないのでしょうか…？

その後お土産コーナーで色々買ってからバスでまた青森駅へ。結構色んなお土産が揃ってたので見てて楽しかったです。今思うと山の中でお土産買えるのは結構贅沢ですね…
青森に戻ってご飯を食べてからバスで弘前駅へ。弘前駅周辺には私が好きな百合漫画『きたない君がいちばんかわいい』の聖地がいくつかあり、今回の旅行で私が1番行くのを楽しみにしていた場所の1つでもありました。ちなみに友人はこの作品について何も知らない状態でしたが聖地巡礼を旅行プランに入れることを快諾してくれました。ありがてえ…

というわけでまず1つ目が弘前駅。駅自体が聖地になっています。漫画の方だと主人公の愛吏とひなこの2人が深夜バスで辿り着いた場所ですね。青森駅なら分かるけど弘前駅…？って思って調べてみたらどうやら弘前着の深夜バスがあるみたいでびっくりです。上手く使えば旅が有意義なものになりそうですね。

2つ目がアルファホテル青森というホテルです。2人が泊まったホテルのモデルになっています。ただのホテルと言えばそうなんですけど、聖地巡礼をするのは今回が初めてなこともあって着いた瞬間めっちゃ感動しましたね…。ちなみにそのホテルに泊まる計画もあったのですがほぼ満室で諦めた、という経緯があります。私にとっては聖地だし外から眺めるだけで十分だったので結果オーライではありました。百合を観測する観葉植物みたいですね(？)

最後に3つ目、弘前駅前ガストです。漫画だと『ゴスト』って名前のお店で2人がご飯を食べる場面があります。軽くお腹も空いてたし中に入って軽食を頂くことに。料理を運ぶ猫ロボットをその時初めて見たので謎の感動がありました。かわいかった。

というわけで見たいものは全て見れたので空港に向かいました。聖地は他にもあるみたいですがそれはまたいつか青森に来た時の楽しみにします。飛行機の時間まで時間があったので最後にフードコートでイカ焼きを食べました。もしかしなくても食べてばっかだな？

飛行機内ですが、出発が19時過ぎだったこともありちょっとだけ夜景を見ることができました。20時過ぎに名古屋空港に到着してからバスで名駅に向かいその後解散という流れに。栄のあたりも通ったのですが中心地にあるタワーが良い感じに撮れたので満足。北海道や青森と違って空気が冷え込む感じがなく、その時に「旅行から帰ってきたんだな」と思いましたね。

というわけで楽しんできました。大きなトラブルもなく天候にも恵まれたので最高の旅行でした。今更なんですけど、今回の旅行は結構無茶なスケジュールだったんですよね。特に2日目で札幌→函館→青森と移動するのがちょっと大変でした。ただ1から立てた計画をもとに最後まで楽しむことができたので大満足です。雪まつりを見にいく日を空いてるであろう平日にしたり青森に行く計画を途中で入れ込んだりと、色々変更をしつつ友人と一緒に計画を立てるのも面白かったし楽しかったですね。
最後に、今回一緒に来てくれた友人と旅先で出会った全ての人達に最大限の感謝をしつつ今回の感想を締めくくりたいと思います。ありがとう、楽しかった！

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