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「推し活」と化した政治

「私はだれを推している」

ということを表明する最近の風潮、私は推し活に見えています。
そのうち「自民党箱推し」とかいう人が出て来たりするんでしょうか。

都知事選を直前に控えた7月5日にこの記事を書いています。

50人を超える規模の候補者となった今回の都知事選、誰が当選するのか・・・トランプが当選した時のように、表に上がってこない層の投票で、当選とまでは行かなくても思わぬ人物が大きな票を得られるかもしれません。
何より、たとえ東京都知事になることができなくても、「自分にはこれだけの人間が投票してくれた」という、ある意味で最強の承認欲求を満たすイベントにもなりうると思います。

そしてその票数は、ある意味で「フォロワー」がものをいうこの世界に大きな影響を与えそうですね。

麻生太郎の言葉を借りれば、「政治に関心がないというのは国が安定している証拠である」。確かにそういう一面がありますよね。これだけ都知事選が注目されているという事は、国ないしは周囲の環境がそれだけ不安定になってきているということなのだと思います。

議論が盛んですが、政治とは「より巧みに人を騙すこと」。
名宰相なんて呼ばれてる政治家、人気があった政治家はそれだけ、不正を隠したり汚い事をするのが上手であったということでもあります。つまり政治家なんて生き物にクリーンなものを求める事なんて不可能。

学生、若者の間にはとにかく「推し」を作る文化がある。
それが政治に向けば、やっぱり人気投票になるんでしょうね。

PRODUCE 101 JAPAN ていう、投票してアイドルグループに入れるのを誰にするか決めるっていうのがあるんです。
あれも選挙だし、AKB48の人気投票も総選挙でしたね。

どんな悪名高い政治家も民主的な方法で選ばれたのだ、なんて、パワポケの紫杏が言ってたような気がするんですけど、今年、来年あたり、「世界」は正念場を迎えるかもしれないね。

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