『月に住む日本うさぎ話🐇』

『昔々、白うさぎの耳は小さく、目は黒かったものじゃ』
月の神様の「おつかい」の白うさぎが2匹
餅をつくのが見えるじゃろ。
時々、白うさぎは里におりてきては
人々の暮らしぶりを見聞きしてまわり
月に帰って神様にお話をするわけじゃ。
そこで神様は、里人の声をよぉく聞き届けられる
ように白うさぎの耳を長ぁくされたそうじゃ。
白うさぎの目が赤いのは、
里人の悩みを知り、ついもらい泣きするからじゃ。
月で泣く白うさぎが里人から見えては恥ずかしかろうと、月の神様はその姿が隠れるように月を半月にしてあげたのじゃ。

漆黒のうま🐴

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