見出し画像

インターネットと小室哲哉と大学教授

インターネットという言葉をはじめて聞いたのはいつであろうか。
おそらくだが、小室哲哉がラジオで「これからはインターネットが浸透していく」的なことを言っていたのは初めてだったと思う。
1997年~2000年頃の話であろう。

その当時は、へーそうなんだぐらいに思ってた。
今思えば、小室哲哉は音楽以外にも時代の最先端を走ってたのだなと感心した。

わたし自身がインターネットを使い出したのは、大学在学中の2000年初頭。
多くの教授がレポートを作成する際の注意事項として次のようなことを言っていた。
「インターネットから取り入れた情報は、記事の信憑性に薄い傾向がある。
出典がきちんと明記されている書籍から情報を入手することが望ましい。」

その言葉を当時の私は、あまり気にとどめていなかった。

しかしながら、今改めて思い返すとその言葉は現代でこそ、大切だと感じた。

インターネットから情報を入手することが当たり前になった現代。
当時と違って、何十倍何百倍もの情報があふれている。

しかも、自分が好むサイト・情報を勝手におすすめまでしてくれる。
その結果、どうなるか。

知識が偏る。
流れてくる情報が全部自分が好む情報のため、疑うことの放棄につながる。
視野が狭くなって、他人の考えを理解することすらできなくなるのかもしれない。

ありがちな結論で、散々言われてきたことであろうが、自分で疑って情報を調べることが今でこそ大切なのだと感じた。


#はじめてのインターネット

この記事が参加している募集

はじめてのインターネット

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?