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企業のYouTube活用事例

 皆さんこんにちは!
 Effic編集部通称ワタクシです!

 4月も最終週ですね!ワタクシは花粉症やら何やらで4月には良い思い出があまり無いのですが、皆さんはいかがお過ごしでしたか?さて、今回は「企業のYouTube活用事例」というテーマでお送りします!
 広告以外に何か活用の仕方があるのか?!ないのか?!
 あるんです!!
 今回は2つの会社の事例をご紹介したいと思います。


株式会社七色

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 社名からして塗装に関連する企業さんなんだろうな〜と思いますが、その通り!外壁塗装を専門に手掛ける施工会社で愛知、三重、岐阜に11店舗を展開しており、動画は毎日投稿され、社長や社員がどんな話題でも包み隠さずにオープンに話す内容が話題となっています。チャンネル登録者数は14万人弱程でYouTubeチャンネルの運用が非常にうまくいっている事例です。
 YouTubeチャンネルはブランディングの要素も非常に大きいです。例えば、この企業さんの事例ですと「この会社だったら包み隠さず何でも教えてくれるのかしら」「真摯に対応してくれそうだな」と動画を見て感じるかと思います。また、顧客が「そういえば塗装の会社であんな会社をこの前YouTubeで見たな」と思い出す、という可能性も十分にあります。そういった意味で、YouTubeチャンネルを継続的に運用する、ということは見込み顧客を増やしたり、販路拡大を図ったりできる非常に有益なツールとなり得るのです。
 また、この企業さんの面白いところは「社員をYouTuberにしている」という点が挙げられるかと思います。

 「会社員大谷の日常」というチャンネル名で大谷さんという社員の方が日常の一コマ(…と言いつつ会社をサボったりプロジェクターでゲームをしていたりしますが…笑)を投稿するチャンネルです。企業チャンネルが成長したら個人にファンを付けていく、というのはよくある手法で、例えば美容外科や整骨院などのチャンネルでも使われている手法ですね。
出典:株式会社TUUUBE「LaboTube」、(https://labotube.jp/management/71991 最終閲覧日:2021年04月27日閲覧)
 
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株式会社クラシコム

 「北欧、暮らしの道具店」というチャンネルを運営をしていらっしゃいます。 

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 チャンネル登録者数42万人で、動画マーケティングが最も上手くいった例の1つで、コンテンツの質の高さはもちろん、ドラマ仕立ての動画やシンプルな構成で人気を博しています。
Googleが提唱した「3H戦略」を実践し、マーケティングを成功させ、Youtubeからの多くの見込み顧客獲得やwebサイトへの流入を実現しました。3H戦略とは何か、と言うと、「Hero」「Hub」「Help」の3つの要素を組み合わせてコンテンツを展開する戦略のことをさします。
 それぞれを詳しく見ていきます。
Heroコンテンツ
 人が持つ普遍的な欲求を刺激して、行動のきっかけを生み出すコンテンツです。不特定多数の人々から興味を惹くためには話題性のあるものでなくてはなりません。Heroコンテンツの役割は、動画を見た人が「考えさせる」「シェアしたい」と思わせるきっかけを与えます。人々の行動変容を促すために「感動」という要素はよく用いられる要素の1つです。
Hubコンテンツ
 消費者と生産者を長期的に繋ぐ機能を持つコンテンツです。イメージが湧きにくいかもしれませんが、要はブランディング動画がこのコンテンツに当たります。Hubコンテンツの役割は、「なんかこのブランド好きだな」「このブランドのテイストは自分の生活に合ってるな」と思わせ、長期的に消費者との繋がりを持たせておくことです。
Helpコンテンツ
 顧客のニーズに対して具体的な解決策を提供するコンテンツです。このコンテンツが一番イメージしやすいかもしれません。例えば、消費者が製品を購入した後の使い方解説動画やHow to動画がこれに当たります。「製品を購入してもらった後、何もしません」だと消費者は他のブランドに流れ出ていってしまいます。消費者の満足度を高めたり長期的に製品を使ってもらったりすることを目的として、Helpコンテンツは存在します。
 この3つのコンテンツの頭文字を取って、3H戦略と表現しています。
 クラシコム社の動画は、ドラマ仕立ての動画でまずユーザーの興味を惹き、全体を通じてトーンが一定なため見た人が安心感を覚えた後に、実際に生活の中で「北欧、暮らしの道具店」を使用している場面を見せる、といういわゆる3H戦略に則って構成されています。「YouTubeを活用すると良いのは分かったけど、どんな動画を作れば良いの?」とお悩みの方は是非ご参考にしてみてくださいね!
出典:株式会社CINC「Marketing Native」、(https://marketingnative.jp/ceo05/ 最終閲覧日:2021年04月27日閲覧)
 
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 今回の記事はここまでです!

 「動画を作りたいけど、どうやったら良いのか分からない」という方は是非、Efficまでお問い合わせいただけたら嬉しいです!

 次回は「2020年に再生回数が多かった動画 -個人YouTuber-」というテーマでお送りします!
 今まではビジネス要素が強かったですが、次回はエンタメ要素も盛り込んだ記事にしたいなと考えています!「こんな内容を読んでみたい!」というご要望がありましたら、コメント欄にお気軽にご投稿ください!
 本日もご覧いただき、ありがとうございました!

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