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Notionのweb公開において、コンテンツを埋込(Inline)とリンクビュー(Linked Database)ではどちらのほうが表示速度が早いか?


NotionのWeb公開におけるデータベース表示速度:埋込形式 vs. リンクビュー形式

NotionでデータベースをWeb公開する際、埋込形式(Inline)とリンクビュー形式(Linked Database)のどちらが表示速度が速いかについて、以下の要点をまとめました。

埋込形式(Inline)

特徴

  • データベースが直接ページ内に埋め込まれる。

  • データベースの内容が即座に表示されるため、一般的に表示速度が速い。

  • ページ内の他のコンテンツと一緒に表示されるため、全体のレイアウトに影響を与える可能性がある。

利点

  • 表示速度が速い:データベースが直接ページ内に存在するため、追加のロードステップが不要です。

  • シンプルなデータセットや一時的なデータ表示に適している。

欠点

  • 大規模なデータベースや複雑なフィルタリングがある場合、ページ全体のロード時間が長くなる可能性がある。

  • 他のページで同じデータを再利用する場合、再度埋め込みが必要。


リンクビュー形式(Linked Database)

特徴

  • 他のページに存在するデータベースをリンクとして表示。

  • リンクされたデータベースは、元のデータベースと同期され、独自のビューやフィルタを設定可能。

利点

  • 柔軟性:ビューやフィルタをカスタマイズできるため、異なるコンテキストで同じデータを異なる方法で表示可能。

  • 大規模なデータベースを複数のページで再利用する際に便利。

欠点

  • 表示速度が遅くなる可能性:リンクビューは元のデータベースからデータを取得するため、追加のロードステップが必要。

  • 複雑なフィルタやビュー設定がある場合、さらに表示速度に影響を与える可能性がある。

結論

一般的に、埋込形式(Inline)の方が表示速度が速いとされています。これは、データベースが直接ページ内に存在し、追加のデータ取得ステップが不要であるためです。ただし、データベースの規模や複雑さによっては、埋込形式でも表示速度に影響が出ることがあります。

一方、リンクビュー形式(Linked Database)は表示速度が若干遅くなるものの、カスタマイズの柔軟性が高く、異なるページで同じデータを再利用する際に便利です。特に複数のビューやフィルタを必要とする場合には、リンクビュー形式が有効です。したがって、表示速度を最優先する場合は埋込形式を選択し、カスタマイズや再利用性を重視する場合はリンクビュー形式を選ぶと良いでしょう。


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