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鬱(詠唱時間)

早く人間になりたい、自分は人にあらずという感覚だけ先行して閃光。一度くらった猛毒は死ぬまで続く。昔は実存的な苦悩に入ったらあらゆる作業が手につかなかったけど、最近はそういう苦しみにありながら作業することができる。人間の可塑性はすごいよ。人間が怖い、それだけで震えることができる。きえたいという気持ちさえも装飾しないで。脳がぐにゃんぐにゃんに曲がって、複雑骨折でもしたのかなってくらい戻りそうにないね。揺らぐ、復讐は全人類に。回る、反転する、それが正常になる。この世界ごと消す。一人の犠牲が、人柱。人生ひりついている。人生の大サビは終わったとうの昔に。今から少し気が紛れる薬を飲む。それで眠たくならないように、別の薬も飲む。痛いのは嫌だ気持ち悪くなりたくない。もう何をしても許される。ずっと前からそういう契約だった。歴史を根拠にするな。一人で生きられないのは一人になるとすぐ○んでしまうからだ。少なくとも今の自分はそうだ。しかしこの一人が永遠に続いて欲しいと思っている。しを書く時間、この詠唱時間の間は無敵状態だから。

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