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インタビューライティングって楽しいよ

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人や企業・サービスの推しポイントを「聴いて」「書く」そして「伝える」ってどれだけ楽しいかをひたすら書き連ねていくマガジン
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インタビュアー、「ライターさんです」って紹介されがち問題の解

どうするのが正解なのか分からなかった。 営業さんと同行して、営業さんのクライアント様取材などをするとき。 「こちらが本日担当していただくライターさんです」と紹介していただくことがほとんど。 自分はこの取材はインタビューだけで、ライティングは別の方がするんだよなーというとき。あなたは、何と言って返します…? 少し前までの私は、そのまま「はいよろしくお願いしますー」と、受け入れる形を取っていた。今日いただくお話は書かないけど、普段ライティングもしてるから、ライターで間違って

「AIが進化してもインタビューは人間にしかできない」は本当なのか

日々思っていたことを、勢いで書いた記事『生成AI・ChatGPTを使いこなすのがライターの当たり前になる世界』は思いがけずたくさんスキのリアクションが届いた。ライティングをしている人の中では、まだ言語生成AIを使っていない人も多いんじゃないかな。現段階で結構使っている側の書く人として、感じている今とこれからを知って、ポジティブに受け止めてもらえたのならうれしい限り。 せっかくだから、ライティングだけじゃなくてインタビューについてもAIとの付き合い方の話をしたい。わたしの耳に

生成AI・ChatGPTを使いこなすのがライターの当たり前になる世界

芥川賞を受賞した九段理江さんの執筆について話題になっている。受賞作の「東京都同情塔」は、5%くらいは生成系AIを使った文章なのだそう。全体から見たらごく僅かとはいえ、AIを使った文章が文学賞を獲るところまで時代がきたよ。そうなんだ。 小説とは全然別の領域だけれど、文章を書く仕事をしているひとりとしてこれは、うれしいニュース。AIは人間の仕事を奪うとか、ChatGPTを使った文章を使う可否をよく目にする。まだまだ、「ツールを使って文章を書くなんてずるい」って気持ちになる人が多

翻訳から見つけた、インタビューライティングで一番大切なこと

2023年最終日、どうしても作りたかった動画を1本作った。好きなアーティストさんが披露した洋楽のカバーに、日本語訳をつけてまとめること。駆け込みで何とか着手することができた。 曲は、エド・シーラン『Shape of you』。男女の出会いから恋の駆け引きを経て、恋人に夢中な様子を歌い上げる1曲。オトナなストーリーではあるけれど、男性側は若く、恋に落ちるのは初めてに近いのだろうという人物。これを、あまりにセクシーに、歌配信の1曲目として世界に誘う様に歌い上げたのがどうにも好き

ちょっとのおしゃべりと、今よりちょっと楽しい仕事

取材後に、取材担当者だけでしばしお茶をするなんてなかなかない。みんなその後も取材があったり、戻って制作を進めたりしなければならないので、ご出演いただく方が退席されたら、ばたばたと自分たちの片付けをし、「じゃあ、またよろしくお願いします!」とさっと現地解散をすることがほとんど。駅までの道すがらおしゃべりすることがたまにあるくらい。 その日の取材場所はホテルのロビーで、取材対象の方は企業の代表取締役。出張の目的地への道中に、わざわざ立ち寄る形でお話を伺った。取材を終えると、風の

特に今の時期だから、特別“じゃない”人にもインタビューを

インタビュアーしていますというと、「すごいですね」と返ってくることは結構あります。何がすごいのかと想像するに、インタビュー=すごい人が受けるものというイメージがあるからじゃないかと思うんです。すごい人に話を聴くのがインタビュアー。だから、「すごいですね」なんだろうなぁと。 多くの人がイメージする「すごい人」にお話をうかがう機会も、ときどきあります。皆さんが知っていて、使ったこともあるであろう商品をつくっている会社の代表とか、芸能のお仕事をしている方とか。でもわたしの場合は、

取材ライティングコースのメンターをして得た一番の学び

小学生の作文みたいなタイトルでごめんね。 クラウドワークスが運営する講座・取材ライティングコースのメンターになってしばらく経ちました。講座中に受講者の皆さんが書いたインタビュー記事を拝読。それに、添削というよりは感想とアドバイスをお返しするお仕事だなぁと捉えています。 「一番の学びは、人に教えること」とはよく言われますが、その通り。自分で書いて、読み直して、修正して......って何十回しても得られない気づきを、メンター業務から得ています。役得すぎぃ。 数期分の受講生さ

私たちって、問われないと答えなんか出ないよね

最近だと、月に30人とか40人とかインタビューをさせてもらうのですが、今年は自分がインタビューを受ける側になる機会も定期的に設けようと目論んでいます。 ほら、コーチングしている方って、コーチ自身にもコーチが必要って自身も別の方にお願いしているじゃないですか。あんな感じ。 自分ができることって、客観的な視点は持ちにくい。自分である程度はできてしまうからこそ、別の方にしていただいて、受ける側になることって必要。それはきっと、その道をどんなに突き詰めたって同じなんでしょうね。

世界のかけ算で、世界はもっと面白くなる

一言日記をつけるなら、「いろんな文化を体験したなぁ!」。 24時間で、ワープでもしたようにいろいろな文化をあれこれ摂取してみた。そして、自分の“いつも”ではない場所にお邪魔してみるって必要だよねーと、今、じわじわ考えている。 文化というワードを、再起のわたしに投げたのは応援しているアーティストさんだった。彼は今、ジャパンエキスポでライブ出演などをするためにフランスに行っている。渡航前、フランスで楽しみにしていることに「文化を見られること」を挙げていた。なるほど、文化、ね。わ

「話を聞くなんて、誰にだってできるでしょ」と言いたくなったら読むページ

聴くってむずかしい。インタビュアーなので聴くことが仕事のメインだし、いろいろなお話を聴ける今をごほうびのように思っている。それでも毎回思わずにはいられない。聴くって、本当にむずかしい。 今読んでいる本に、こんな文章があった。 おおう。「話しやすい雰囲気づくりを心掛けて」みたいに言ってしまうことをかみ砕いて具体的に言うなら、これらすべてを同時に繰り出していることになるんだろう。 同時に、時間配分や、どういう切り口だったらより取材テーマに近づけられるか、記事にするときの構成

古いシステムを手放して、ライターを続けられる働き方を選びたい

読んでいた本に「不幸なのは、古いシステムを使っているから」というフレーズが出てきて、すぐにメモをした。そっか、システムのせいなのか。何かの答えを探して読んでいた訳ではないのだけれど、妙に納得してしまった。 ライターになって、たくさんの業種の方と、それはそれは多岐に渡る業務をさせてもらうようになった。毎週のように新しい方とのご縁がある。飽きる方が難しいから、新しいことが好きで好奇心が強いわたしにはもってこいの仕事だと日々思う。 新しい仕事との出会いがあるということは、距離が

惜しい!と思ってしまう、インタビュー記事中の″写真″の話

インタビュー記事をつくる仕事をしていながら、ほかの方がつくったのを読むのも好きなのでけっこうな数の記事を読んでいる。 そこで惜しく思うことが結構多いのが写真。あぁ、この写真盛れてない! と残念に思ってしまうんだ。 見た目をつくれる人は強いと常日頃思っている。上手なデザインをする人や写真を撮れる人に憧れてしまうのも、見た目が与える印象が大きすぎるからだと思う。 取材ではカメラマンさんたちとご一緒することがほとんど。わたしは彼らに尊敬の念がたえない。わたしが彼らの数倍の時間

ライター挫折経験のあるわたしが、今も書く仕事を続けられている理由

書くのはもちろん、読むのも好きすぎるnote。自分自分も書くテーマだからか、「あなたへのオススメ」にはライターさんが書いたものが上がってくることが多い。 読んでみて感じるのは、世の中にはSEOライターさんが多いってこと。わたし情報収集大好きで、スマホ・ネット依存症なので、皆さんのおかげで毎日楽しく暮らせています。素敵なコンテンツをたくさん作ってくださっている皆さん、日々お世話になっております。これからもどうぞよろしくね。 そんなことを言っているわたしも、かつてはSEO記事

年間500冊読んでいた読書数ががくんと減っていた当然の理由

プロフィール欄に「本は1日1冊まで」と書いているのはわたしです。自分にも人からも見えるところに置いておかないと、ついうっかり本を読んでいる間に一日を終えてしうのが常だったので。 そんな感じなので、ここ数年、年間で500冊とか600冊の本を読んでいたわたしですが、本との付き合い方に変化が起こっています。最近、1日1冊も読んでいません。平均すると週に2・3冊かな~というところ。まさかの! なぜなら、「本を読まなくても良くなったから」と言えると思っています。 止まらない収集心