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宮沢賢治の食卓を見たので感想を述べます

いやなんでこれを見始めたのかと言いますと、私最近、井之脇海という若手俳優さんを激推ししておりまして、昨年「義母と娘のブルース」で上白石萌歌さん演じる宮本みゆきの幼なじみの黒田大樹役で登場した方です。この人、集団左遷に出てた人だ!と思って今年の謹賀新年スペシャルに際して“ぎぼむす”を一気見して、次は何を見ようかと探していた所ここに行き着いたという事でして...(受験とは)
ちなみにこの「宮沢賢治の食卓」では宮沢賢治の弟の清六(長生きして賢治のことを後世に伝えた人らしい)として多少出演している感じでした。

で、感想になるんですがこのドラマはWOWOW限定の5話完結の1時間ドラマとなっていたので、気軽に見れて初心者の人にも見やすく宮沢賢治に触れる良い機会だと思いました。
宮沢賢治演じる主演は鈴木亮平さんで賢治の妹役トシには石橋杏奈さんという配役でしたが、その石橋杏奈さんのお芝居がまあお上手で、兄の事を尊敬し、常に慕っている妹のこの愛おしさというか健気さというか本当に見る側にひしひしと伝わってくるんですよね。




以下ネタバレあり



ネタバレというか史実を元にしたドラマなのでご存知の方は当然いると思うのですが、、、というか2話目ぐらいで清六の語りで早々に告げられるのですが、トシさん最終話にして死を迎えてしまうのですよ。(作品中の)最初から体が良くないことは話題に上がるのですが、賢治に対して、自分は大丈夫だ、お医者さんも回復に向かってると言っていると嘘をつくのです。それはひとえに賢治の幸せを願うためだったのです。自分に気を使って兄の幸せを奪いたくはないという。

泣いちゃう!!

凄い兄妹愛なんですよこの2人。それ故にお互いと自分を傷つけてしまうこの展開がもう泣いちゃう。自分も妹がいるのでこんな風に愛されてみたいものです。(まずは自分から)

厳しいながらも賢治の思いを汲んでくれた父。
前時代的な優しさで息子、娘に寄り添う母。
賢治が恋した女性ヤス。(これマジでキュンキュンするんだがすごく悲しい。)
と、話したいことはまだまだあるんですが、時間がないのと語彙力がないのと、話下手なのと面倒くさくなってきたのでここら辺にしておきます。

結論:次は井之脇海さん(多分)ドラマ初主演の「青と僕」をみます。

p.s.賢治の親友役、藤原嘉藤治役の山崎育三郎さんはやはりイケメンだった


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