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017 ずっとずっと自分を叱咤激励してきたようだ…

先日、月1回のマッサージへ行ってきた。
もともと運動音痴なうえに、カラダを動かすことが苦手な私。
体中が凝っていて、肩こりもひどく、背中は鉄板のようにカタい。
(美容院で肩を揉んでもらうたびに、美容師さんが驚くのがちょっと恥ずかしい)

自分でストレッチを試みたものの逆に筋肉を痛めてしまい、それからはプロにカラダのケアを委ねている。
これまで時間に追われ、気を遣い、緊張を強いられる生活を、何十年も送ってきたのだから、こんなカラダになってしまったのは仕方がない。
でも、そんな生活を手放し、今は精神的には、かなり楽な毎日なので、きっと徐々にカラダも楽になっていくだろう、と思っている。
実際に、定期的に施術を受けてきたおかげで、まだまだカラダは固いけれども、体感はとても楽になってきている。

ところが、最近、カラダがしんどいのだ。
なんだか怠い。
スッキリしない天気のせい?
更年期だから?
たいして忙しいわけでもないのに…。
そんなことを思いながら施術を受けていたら、突然、気づいてしまった。

家事をサボってボーっとしても、早めに寝ても、なんだかスッキリしない自分の体調を感じるたびに、、、
何でしんどいの?
あんた今、何もしてないじゃん?
昔に比べて随分ラクでしょ??
それなのにしんどいの? おかしいでしょ?
だらけているだけだよ。気合入れなよ。

・・・なぁんてことを、無意識に自分に言い聞かせていたのだ。

体調がスッキリしない自分を、自分で叱咤激励していた。
毎日毎日、何度も何度も。
そりゃあ緊張するよ。カラダも固くなるよ。疲れるよ
・・・。

思わず施術中の自分のカラダに「ゴメンね」と呟いていた。
お気楽に過ごしていても、カラダが怠いことってある。
もしかしたらカラダの怠さって、カラダが私に何かを知らせてくれているのかもしれない。
それなのに、ただただ自分を叱咤激励していた(というか、責めていた)なんて…。

「自分を叱咤激励する(自分責め)」ことって、無意識にいっぱいやってきたんだろうなと思ったら、私のカラダが滅茶苦茶固いのも、なんとなく納得できた。
もっともっと自分に優しくしてもいいんだな、って思えた。

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