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僕の俳句

俳句を始める

 2018年2月から俳句をはじめました。
それまでは方言を使って川柳を詠んでいたが、方言の説明を織り込まないと通じないと分かり2000句で止めることにした。その時に愛犬の句を575で詠んでいた句に季語を入れ直して読み直したりしていた。
区役所の俳句の里づくり事業の俳句大会でプレバトでおなじみの夏井いつき先生の記念講演が福祉会館であった。満員の席にすき間を見つけ「俳句の種まき」の話を聞き、「一日一句詠みなさい」の教えをが身について会場を出るときは「詠める」と自信がついていた。浜松城の梅が見えて
「城の梅夏井が話妻は見ぬ」と一句詠んでみた。

 毎日一句を読み始めたが、勉強の必要性を感じて手始めに歳時記を買い求め、季語はじめいろいろな言葉と出会う機会が出来た。蟻の一歩の進み具合(私にわからないから)です。
Twitterには「方言川柳」以前より呟いていて最初の一句もツイートしておいた。フォロワーさんは俳句に関心がない人たちで反応が何もなく毎日一句ツイートしていた。

俳句ポスト投稿

「俳句ポスト」の存在を知り一句投稿してみたら、最初の句が並選に掲載され、数回続いたところでNHKにも投稿してみた。
投稿を始めて雑誌に佳作で名前が掲載され、投稿サイトでも並選になり、NHKの俳句大会にもびびって投函した1句が佳作に名前が載り、(何も勉強しなくてもこんなもんだ)と、自己満足していた。

 ところがそれ以降は名前が出ない日が続き、俳句の道は山を登るが如しで最初は緩やかで、入口の看板から階段が始まり霧に包まれて今自分がどの高さまできたか上が見えません。言えることは人、地、天と上がはるか遠くにあることだった。

テレビで読まれる

泉が涸れるまで自分の持っているものを出し切った先に出て来るものが本物と信じて数多く詠むことにしていた。
朝ドラを見て吟行気分で四~五句を課して詠んでいたが投稿の成績が上がらない。季題の変換間違いをしたり、季重なりをおかしたりと自信を失いかけていた。
諦めかけていた2019年末に突然の電話!NHK俳句 さんからでした。
「NHKです。紫雲英さんご本人様ですか」
「はい!」
「【ぽくぽくと八幡様へゆく春着】オリジナルで未発表句ですね?」
「正月の放送です」と言われたような気がする。
こ踊りし舞い上がった句がこれです。

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特選二席に選ばれた時の「NHK俳句」です。ご覧ください。https://twitter.com/i/status/1213588330085896192

姉が施設で暮らしている。年越しの挨拶に行った折に自分が今年の最後だろうと、油断して
「お正月に入選して放送されるから見て」
と言ったらその後、妹に話したからLINEにおめでとうが正月前から一杯になった。

オノマトペの畳語を俳句に


   ぽくぽくと八幡様へゆく春着
   のこのことこの子ここのこきのこやま
   ぴょんぴょんと鮫の頭の橋渡し
2020年特選に選ばれた句も文芸選評で読まれた句なども、オノマトペは使わないと決めていたが使ってしまった句だった。
パソコンを触り始めた時から畳語を使った方言をホームページで発表していて、畳語から離れられなくなっていたようだ。
畳語を使うと軽薄に見えるが語彙力がない私には難語を連ねた句は詠めない事と、違う語彙を使って言い回しはできないかと考えてみるがリズム感は畳語が最適でやはり今後も使って詠んでいく。

2018年の入選句集です

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2019年の入選句集です。


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2020年の入選句集です。


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2020後半入選

2021年の入選句集です。

2021前半自選句


2022年の入選句集です。

2023年の入選句集です。


このページは半年ごとに改定していきます。


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