(雑談)味覚の形成と、おいしいものの大切さ
こんにちは。ご覧くださりありがとうございます( ̄∇ ̄*)
今回は少しばかりまじめなお話です。
と言いつつもそんな堅苦しいもんでもないのですよ。
お気軽にご覧いただけたら嬉しいです。
「人の味覚は、幼少期の食生活に左右される」
そんなお話を聞くことがあります。
小さなころは、親御さんが作られたご飯を食べることが多いんやないかな、と思います。
とりあえず、我が家はそうでした。
外食が極端に少なかったので、基本はおかんのお料理で大きくなりました。
しかしうちのおかん。
ぶっちゃけて言うと、お料理がうまくない人でした。
軽量スプーンとかカップとかスケールとか、まるで使わん人やったんで、なにかと分量がバグっとったんですよ。
かつお節と昆布でお出汁を取ってくれるんですが、両方の量が少なくて、できあがるんは風味の薄いお出汁。
かと思えばお味噌とかの量が多くて。
他の調味料も。
なので、おかんのご飯はことごとくしょっぱかったり、甘辛が強かったのです。
でも、お家のご飯が食生活の中心やったら、そういうもんやと思うんですよね。
お味噌汁はしょっぱいもん、レバニラは臭みがあって甘辛が強いもん、そう思ってたんです。
小学校の給食をおいしいと感じとったのですが、おかんが作ってくれるものとお献立があんま被らんかったので、あまり不思議には思わんかったのですよ。
(てか、頭のよう無いちびっ子いい奈さんがそんなん深刻に考えるかいな)
(さらに前は保育園やったんで平日お昼は給食やったのですが、その味はさすがに覚えてへんわ)
大きくなって自分の力で外食などができるようになった時。
お外でお味噌汁をいただいて。
「お味噌汁ってこんなにおいしいんや…!」
と、ほんまにびっくりしたのです。
それまではおかんのお味噌汁がメインやったので、お味噌汁、そもそもお味噌が苦手やと思ってたんです。
この通り、いい奈さんの味覚は、おかんの作るものに沿うことはありませんでした。
そんなおかんでも、離乳食は調味料などを使わんかったはずです。
赤ちゃんは塩分避けなあかんもんね。基本知識やね。
せやので、もしかしたらその時に、いい奈さんの味覚が形成されたんかも知れません。
素材の素朴な味に慣れ親しんで確立されたあとに、しょっぱい味付けが来たもんやから、余計に辛いて思ったんかも。
そう考えると、離乳食の段階で味覚が整ったと思えるのは、幸いと言えるかも知れません。
お塩の取りすぎは、当たり前ですが身体にええことないですからね。
今や、すっかり「薄味のいい奈さん」です。(そんな二つ名はあれへん)
味覚の形成、というか確立は、確かに幼少期なんかも知れません。
でも幼少期て言うても幅があります。
お父さんやお母さんが作ったりするご飯の、どこに引っかかるんかわからんのです。
いい奈さんのように離乳食中なのか、それとも後なのか。
ご飯作りをする方すべてがお料理上手、お料理好きやないとは思うんですが。
お子さんの将来を思うと、重大責任やなぁと思ってしまいます。
つまるところ、育つ過程のおいしいご飯は大事なんやな、て思うわけです。
「そりゃそうやろ」なのですが、あまり食に興味のない方が多いんやろうなというのも事実。
親御さんの価値観はお子さんに引き継がれやすいと思うので、結局は親御さん次第なんですよね。
何が言いたいんか、分からんくなってきた。
食のお仕事に就きたいとか、お料理が上手になりたいとか、誰かにおいしいもんを食べてほしいとか。
そういうのの全てに通じることなんやろうな、と思うのです。
がんばります!( ̄∇ ̄*)