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公務員試験地学(太陽系の惑星)

このnoteでは、ワンコインで公務員試験でよく出る知識を解説します。
ながら勉強とか、スキマ時間勉強で気軽に1点とりましょう!

お題

太陽系の惑星に関する記述として、妥当でないのはどれか。

1 水星は、太陽系最小の惑星で、表面は多くのクレーターに覆われ、大気の成分であるメタンにより青く見え、自転周期が短い。
2 金星は、地球とほぼ同じ大きさで、二酸化炭素を主成分とする厚い大気に覆われ、表面の大気圧は約90気圧と高く、自転の向きが他の惑星と逆である。
3 火星は、直径が地球の半分くらいで、表面は鉄が酸化して赤く見え、二酸化炭素を主成分とする薄い大気があり、季節変化がある。
4 木星は、太陽系最大の惑星で、表面には大気の縞模様や大赤斑と呼ばれる巨大な渦が見られ、イオやエウロパなどの衛星がある。
5 天王星は、土星に比べて大気が少なく、氷成分が多いため、巨大氷惑星と呼ばれ、自転軸がほぼ横倒しになっている。

特別区令和5年度

惑星の知識の問題は公務員試験地学でも本当によく出題されていて、最悪の場合この単元だけを学習しておくのでも全然元が取れます。

太陽系の惑星

水金地火木土天海

惑星とは太陽の周りを公転する星のことで、もはやお馴染みの水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星があります。

太陽から順に水金地火木土天海

その昔、冥王星と呼ばれる星も惑星に分類されていましたが、現在は準惑星に分類されているので惑星の面々には入りません。

有名ですね

惑星の分類

惑星は半径や密度を基準にして、地球型惑星と木星型惑星の2つの大きなグループに分けることができる。

❶地球型惑星
水金地火の4つは地球と大きさがほぼ同じで地球型惑星に分類される。密度が5g/cm3程度、表面は酸素とケイ素を主成分とする岩石でできている。
自転周期は木星型よりも長い傾向があります。

❷木星型惑星
木土天海の4つは大きさはガス状の惑星で木星型惑星に分類される。密度は1.0程度、表面は水素やヘリウムを主成分とする厚い大気層でできている。
自転周期は地球型よりも短い傾向があります。

太陽系の惑星の特徴

水星(マーキュリー)

太陽に一番近い軌道を公転していて、表面には無数のクレーターがあります。

大気も水もないので、気温差が非常に大きい(表面温度:昼間は400℃、夜間は – 150℃)
肉眼では分からないが、望遠鏡でみると満ち欠けをしています。

表面温度が非常に大きいところは試験によく出てきます。また、昼間400℃まで達するのですが、ずっと400℃ではないことに要注意。

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