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中高生男子の取り扱い方5つ ~EDUBALアンバサダーに聞いてみた~

こんにちは!EDUBALアンバサダーKeikoです。

今回は、EDUBALアンバサダーの間でよくよく話題にあがる「男子って、なんだか手間かかるよね?どう扱ってる?」というお題。
しっかりさんの女子とは全く違く世界線。悩みは世界共通のようです。
5人のアンバサダーの考えを挙げてみました。
それではいってみましょう!




まず初めに、アンバサダーの紹介

滞在国、子供の年齢や価値観もさまざまなEDUBALアンバサダー。
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★今回の記事を読んで、どのアンバサダーの意見か分かったら、あなたはかなりのアンバサダー通です(笑) ぜひ最後まで読んでね!

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① 淡い期待をしながら、待つ&見守る


基本的に勉強しなさいと言ったことはないです。試験前でも言いません。
勉強は人から言われてイヤイヤやっても意味がない、本人が自分のためにやるものだからだと思っているからです。
「お母さんはそういう考えなので、自分で頑張る必要があると思ったときに頑張ってね」とは伝えています……。(伝わっているかどうかは、別)
これは息子のみならず姉妹にもおなじようにしてきたのですが、それでちゃんとやるのは女子2人だけでしたね…。息子はゲームばかりしてましたので、中学時代はテスト結果も毎回それなりでした…
このままではさすがにマズいと思い(親が)、「勉強中失礼しまーす」と言って部屋に行ってみたり、「お疲れ様!頑張ってね!」とお菓子を差し入れたり(大体ゲームしています)、敢えて「ゲーム頑張ってー!」と応援してみたりなど、いろいろしましたが…

高校受験が迫った中3夏あたりから彼なりに勉強をするようになり(少し遅かった)、高校に入ってからはIBが始まり課題が多いこともあり、自ら毎日勉強するようになりました。ここまでくるのは長かったです…まだ安心はできません(笑)

そして息子に関しては受験とか課題提出とか、いつまでに何をしなければ、みたいなことが明確なほうが頑張れる様子が見られるので、短期的な目標を一緒に立てて、分かりやすくしてあげるのが良い子もいるのかな?と思います。勉強を見てあげるわけではなく、参考書を本人と一緒に選びに行ったり、分かりやすい勉強系YouTubeを探して本人と一緒に見たりなどのサポートをしました。

我が家のノンビリくん、いやはや宇宙人。高校に入ってからの定期テストの時は、ベッドの上も机の上もこれ見よがしに(多分違う)教科書やらプリントやらが広げてありました。「広げてるだけ疑惑」もあるので、大きな期待はせず、だけど期待しつつ。やっぱり期待せず?に、今後もいようかと思います。

総じて、男子はエンジンがかかるのが遅い子が多いのかな?と思います。
親の働きかけで応える優秀な子もたくさんいると思いますが、我が家のノンビリくんはそんな感じでした。

② 勉強より、マインド形成の方が大事かも?


海外に帯同していると、先の見通しがが立たないので(滞在が長いか短いのかとか)日本に数年後に帰るのが前提かと思います。
英語力はあったことに越したことないし、日本に帰って日本の学校に戻るなら漢字や計算はやっておくといいのでは。勉強面では月並みだけどそんな感じでしょうか。帰国子女は英語で有利とすれば、もちろん数学で先取りしておけば、高校受験にも中学編入にも安心なんだと思います。目標校に合格するためには。

ただ、長い意味合いでの勉強、むしろ「学び」という意味では…なんていうのでしょうか。特に男子だったら、長期的にはマインド形成の方がもっともっと大事かなあなんて思ったりします。スポーツをやっておくことも大事(現地でも身を助くし、学習に対する姿勢を作る)かなあと思います。

中高生の時期までに

・不特定多数の他人とかかわっておくこと(老若男女問わず)
・やりきる力 (grit)
・くじけずに挑戦する力 (レジリエンス)
・素直な心
・勇気や自信

などが育っていれば、何か目標ができた時に大きな力が出せるんじゃないかなあ、と、我が子や我が子の周りの友人達を見て感じています!
これがないと、絶対にどこかで引っ掛かると思います…すべては繋がっているのですから。

うちの息子は現在共学校にいますが、日本に帰国後は、学校で、男子と女子の大きな違いを日々感じています。女子は本当にすごい!意欲の塊です。グイグイ来ます!言語能力も高く、英語はもちろんのこと、表現力で全く叶いません。男子!いったい「心のヒダ」はどこ行った?

さらに!うちの息子は、なんせ素直にアドバイスは聞かないタイプ。どれだけ遠回りをするんだか。って感じで日々歯がゆいのですが、ホント自分が必要としないものについてはテコでも動きません。いろいろ声掛けもしましたしバトルにもなります(泣)ただそれは「過干渉」の自覚もあり、反省。(周りも、そういうママ友はどうしても多い)
今となってはどんどんハードルも下がり、何でも受け入れられるようになりました(笑)中学生くらいだと、いっさい勉強はしません。テストの結果が悪くても、みんなで悪い点数自慢をして、そのオープンさはとっても良い。一貫校ならではかもしれないですね!
まずは学校生活を大いに楽しんでいて、周りのみんなと協働できているようなので良しとしています。

ただ!小6くらいからでしょうか。携帯やゲームに持っていかれた時間は、本当にもったいなかったです。どれだけのことを失ってきたか…顔を上げて周りをしっかり見て、「感じて表現する」ことを実践して欲しかったです。
その導きに失敗したのが後悔…

男子は…息子の周りの友人たちも、やる気スイッチ入るのはもう少し時間かかりそう(泣)でも、みんなポテンシャルはありそうな気はしないでもない。男子のママ友とは、まだまだ、いつもいつもこんなこと話しています。
「誰が最初に覚醒するかね?」って!

③ いろいろなものを見せて聞かせて、将来の自分をイメージさせる


男子ネタ!喜んで。(笑)
日本か海外か、インターか否かに関わらずですが、モチベーションの前にですね。

・お金持ちの友達の家に遊びに行く/ 行かせる。
・親の友達に合わせる。
・どんな職業や仕事をすると、素敵な生活が送れるか、語る。
・素敵なリゾートに連れて行って、こんな旅行を出来る大人になるには、どんだけ稼がないといけないか、語る。

現実を見せる!こんなことをしてきました。

・その為には、子供の興味ある範囲で、どんな勉強が必要か、どんな大学があるかを語る。
・その為には、何が必要か、ブレイクダウンを示しつつ、あなたにはこれが必要なんじゃない?と軽く紹介。
・18歳以後、あなたの人生は「あなたの稼ぐ力次第だから、頑張って」と放っておく。

とにかく、長期計画を本人に意識させるのが必要かと。
大切なのは、本音で現実を話すこと。
ママももっとお金欲しいと思ってる〜とか。若い今の時期は、スポーツの出来るイケメンがモテるけど、大人になったら、年収がモテを連れてくるとか。(笑)

ママのtipsは、放っておくけど、目は、離さず。いざと言う時のOp1, op2を常に準備。うちは、東京寿司アカデミーがoptionです(笑)


④ 自分の行動が結果を招いていることをきちんと理解させる


うちの中学生男子は英語が強く日本語が弱いので、公立の学校で日本語の授業を受けたくない、という理由で本帰国後の学校を選びました。
あくまでも本人の希望であって、こちらからお願いして私立に行って貰ってるわけではないので、成績がまずいとそこを押しています。
勉強でもなんでも、親の考えで「やらされている」と思っていると、子どものモチベーションを上げるのは難しい!
本人が行きたい学校を選択し、受験を経て入学し、自ら学校生活を楽しんでいるようであれば、成績が下がったら転校を考える雰囲気を与えたりなど、親が本気なことを見せると、本人が危機を感じるかもしれないなと思います。(他校のパンフレットをこれみよがしにソファやテーブルにポンと置いていくとか)

本人が希望した道にもかかわらず、学校のテストの出来が芳しくなかったので本人も危機を感じたらしく、ゲームの時間を制限することに文句を言わなくなりました。
その分しっかり勉強をしているかは分かりませんが、とにかく「自分の行動が結果を招いていること」を我が家では教え込んでいます。

⑤ 周りの友人たちなど、環境作りがとても大事!


我が家の中3息子、海外インターに通っていたころ日本の勉強をやらせても全く頭に入ってこなくて、帰国後日本の学校でやっていけるのか・・・どこの学校もいけないんじゃないか・・・と不安でいっぱいだったのですが、今、日本の中学校で何とかやっています。
周りが同じ目的も持ってやっていれば自ずとやるようになるんだなと感心しています。やはり環境が大事だと気づかされました。
息子が通っている学校は小テストがたくさんあり、その都度評価してくれるのでモチベーションが上がってきているように感じています。自宅でも小さな目標を立て、ゲーム感覚でクリアしていくようにするとモチベーションが高まるのかなと思います。(私自身、ゲーム感覚でモチベーションアップさせることは苦手なので、学校にお任せです)

大学生の息子についても感じるのですが、周りに意識が高い友達がいるようで学習に対する姿勢が変わってきました。最近、自分から資格の勉強をしているので驚いています。
長男の小6の時の担任の先生が「大きくなるに連れて親の言うことはあまり聞かなくなりますが、必要なことは言い続けてください」とおっしゃっていました。プレッシャーのかかる言い方は良くないと思いますが、やってほしいことは声かけし続けることが必要。いつか、ハッと気づいてくれる時が来るのかなと思っています。今も子どもたちに、「さらっとさり気な~く」言い続けています。

まとめ

この一連、改めてまとめてみるととても興味深かったです。

「男子、どうすれば意識高く勉強するかなあ?」というところが話の発端だったのですが、具体的で即効性のある学習サポートというよりは、

・育て方とか支え方の方が大事
・とにかく、時期が来るまで待つ

という結論になりました。

ほんと、男子は奥深い…。とてもどうしようもなくダメダメな、だけど愛すべき存在💕 世の中の男子ママ!心当たりありませんか?(笑)
想いを共有してもらえたら嬉しいです!


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