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海外赴任中のみなさん、日本で毎週土日に受けられる英検S-CBTって知ってますか?

こんにちは、EDUBALアンバサダーのSanaeです。
今日は受験と切っても切り離せない「英検」について書いてみます。

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高まる「英検熱」

我が家の近所に私立大学があるのですが、毎回英検の試験会場になっているので、検定日になると朝早くからどこからともなく人がやってきます。送迎の車を誘導する警備員があちこちに立っていたり、駅からのバスも満席状態。まるでお祭りか?と思うほど近所が賑わうんです(笑)。
でも、私たち家族がシンガポールに赴任する前はこんな光景は無かった気がしていて・・・。ちょっと調べてみたら、英検の受験者数ってどんどん増えているんですよね。

日本英語検定協会サイトより

本帰国してひしひしと感じるのは、おうち英語や英語専門塾を活用して、いわゆる「純ジャパ」と呼ばれる帰国子女じゃない子供たちの英語力がとても上がっていること。大学受験で英語4技能が問われるようになった影響が、高校→中学→小学校に波及しているのも一つの要因かもしれません。

受験で使える「英検」の優遇

中学受験から大学受験まで、入試で英検優遇を行っている学校は非常に多いです。帰国子女入試ではTOEFLなどの英語資格をCEFRレベルに換算して基準を設けている学校も増えてきましたが、日本の学校入試ではまだまだ英検が主流といった感じです。

英検級に応じて、例えば英検2級があれば英語試験自体が免除されたり、「準2級であれば当日の試験を80%保証します」などの優遇措置がある場合も!
高校入試では、英検〇級で内申に〇点加点してくれる学校もあり。これって生徒会長をやるとか、部活の大会で受賞歴があるのと同等もしくはそれ以上の「価値」があります。

入試における英検は完全に武器!

ましてや帰国子女なんだから・・・涙。この重圧は我が家も背負ってきましたが、英語得意不得意は置いといて、英語力がマックスの時に英検受けといた方がいいですよ~!というのがアドバイス。

一時帰国で英検S-CBTを受ける習慣を!

EDUBALアンバサダーの無料相談で毎回お伝えしているのが、試験会場にあるPCを使って受験する英検S-CBTのお話。日本ではここ数年で認知度が随分上がってきたと思うのですが、海外赴任中のママ達にはまだまだ普及していないようです。

日本では、「英検S‐CBT」を利用すると
ほとんどの地域で毎週土日に英検が受けられるんです!

英検S-CBTサイトより

しかも、会場を自分で選べます。
そして、なんと、4技能を1日で全て受験できます。(一次試験、二次試験を一気にやります。)
英検会場で受ける従来型の英検と全く同じ公式の資格ですので、受験にも使えます。

簡単にメリット・デメリットをまとめると・・・。

【メリット】
・毎週土日に受けられる。(地域差あり、回数制限あり)
・全国47都道府県、77エリア(10月4日現在)のテストセンターで実施。
・一日で一次・二次試験(4技能)を同時に受験できる。
・試験会場を自分で選べる。
・二次試験が不合格の場合は、約1年間一次試験免除で二次のみ挑戦できる。

【デメリット】
・受験級が3級~準1級までに限られる。
・パソコン操作ができないと厳しい。
・合否発表に約1か月かかる。(従来型は2週間程度)

アメリカで遠い試験会場まで前泊して受験されている方。
ヨーロッパ駐在でイギリスまで飛行機に乗って行ってる方。
そもそも、うちの地域では英検受けられませんという方。

是非とも、一時帰国の計画に英検S-CBTを入れてみてください。

申込締切は試験日の1か月半くらい前、人気の日程はすぐに埋まってしまいますので、予約は早目の方が良さそうです!

ちなみにこの「CBT」形式の検定は、漢検CBT数検CBTもあるようです。
英語以外の日本の勉強のモチベーションアップにもなりそうです。気になる方はチェックしてみてくださいね。

海外に住んでいると、日本の最新の教育事情ってなかなか聞こえてこないものです。これからも母親目線で帰国子女のためのお役立ち情報を発信して参りますので、Edu-more plusをどうぞよろしく!