英語力と性格はきっと相関している
こんにちは!EDUBALアンバサダーのKeikoです。
私には大学生の娘と中学生の息子がいるのですが、今回は息子の英語力を通して思うことを書こうと思います。
思えば、小3まで英語は何もやっていなかった
我が家が主人の転籍に伴いシンガポールに行ったのは、息子が小3の1月。それまで英語については何もしていませんでした。
英語の必要性を感じていなかったわけではありません。主人は高校の交換留学から大学までをアメリカで学び、娘は高校の交換留学でドイツへ。息子も何となく同じ道を進むだろうと思っていたので、「そのうち英語できるようになるよね?」と、のんきに考えていました。
先に渡星していた主人と娘に遅れること約4か月。その4か月の間も全く英語学習はしないまま、結局英語力ゼロのまま息子はインター校に入学しました。もともと感情のが波が大きくはない我が息子。なぜかスポーツや勉強はできたので、友人や先生から頼りにされる。ただ、絶対前には出ていかない性格の子でした。母親的には、ちょっと物足りないと思ったことも。そんな子なのでシンガポール行きが決まった時も、インターに行きを決めた時も、嫌がるわけでもなくOK。
「ここに連れてきたこと、インターに入れたこと。吉か凶か、どっちかに転ぶんだよな」と、ある意味「賭け」だと思っていました。
結果オーライだったインターでの生活
私の心配など露知らず、まあ、まあ楽しんできた初日。言葉がまったく分からないながらも、なんとか乗り切ってきました。早速、ESLクラスでラトビアの友人を作ってきました。他に日本、インド、オーストラリアの友人が。これぞシンガポール、これこそダイバーシティ!と、聞いている私がワクワクしたしたものです。
学校が始まって1週間くらい経った時に「なんか今日行きたくない」とバスに乗るのを渋った以外は、「淡々と、とても楽しく」登校していました。多様性のあるインターでの経験は、本当にかけがえのないものになったと思います。
英語が分からないから、勉強は理解できないことがまあ多いこと多いこと。ローカルの英語学校にも数か月通いましたが、慌ててオンラインの英語の家庭教師もつけました。英語ができないと始まらないですからね。ただ、インタ―だからこそ、先生も甘く成績をつけてくれていた&なんだか全てプラス志向。最終的には満足のいく学校成績、英検2級を取って帰国しました。理数が好きだからこそ、日本で勉強したいと言った息子。当初全く考えていなかった、帰国生が多い+英語も伸ばせるであろう学校に現在通っています。
ただ、母親的な体感として「英語がものすごく伸びた!」とはあまり感じませんでした。この違和感はなんだかいつも頭の片隅に…
ここまで読むと、なんの問題もないじゃない。と思われるかもしれません。確かに帰国後にそんなに勉強では苦労はしていない。英検準1級も取得しましたし、模試の結果等を見ても、それなりの英語力もついているように思います。
英語力、伸びる感じがしない
だけど…真の英語力、という意味ではなんか…なんか違うんです。
シンガポールで感じていた、なんだか分からない違和感。うちの子、英語力伸びてないよ。というなんか確信。
英検を持っているから英語ができる? いや、英語資格や模試の点が欲しいわけじゃない。
とにかく、このままだと英語が伸びていく感じがしないんです。
渡星以降は、英語教育に課金もしました。帰国後も「英語力は維持向上させなきゃ!」と思い、塾やらオンラインやら、いろいろな手段を模索中して空回り中。「帰国子女だからこそ」必要以上に「英語の呪縛」に囚われている自分がいます。
だけど、なんか本人が動かない。中学男子あるある?あと、多分性格によりますよね。そのうえ「自分はとりあえず英語できる」という慢心もある…
結局は、その子の性格とやる気次第
そんな息子や、周りの子たちを見てつくづく思うのが「英語力って性格と相関するよね!」ということ。
友達にも恵まれ、運動部で頑張り、勉強もまあ頑張っているけれど、なんか物足りない気がする我が子。無い物ねだりかもしれませんが、もっとおしゃべりで、もっと感情表現が豊かで、もっと物怖じしない性格だったら…もっと英語力上がるんだろうなきっと。だって英語はコミュニケーションのツールだもん。いやいや、英語力だけじゃない、人生そのものがきっと違うはず。あとは、「○○を成し遂げたい!」という目標のもと、本人のやる気も必要。
結局、「物事は全て繋がっている」んですよね。そしてそれはその子の気質(性格)や物事の見方で180度変わってくるんだろうなあ。と思う毎日。
息子の英語力のことを考えながら、子供への動機付けや声掛けなどの「種蒔き」や、性格の見極めって本当に大事だよなあ。と、つくづく実感しています。
どの子にもその子なりの良いところが沢山ありますよね。我が子ももちろんそう。子供は伸びしろしかない!と良く聞きますが、本当にその通り。中学生も日々伸びているのが分かります。中学生男子、きっと毎日模索中。
それを心の中で応援しながら、実を結ぶのを信じつつ。毎日見守っています。(ごめんよ、息子。期待&応援してる!)
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