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【アメリカ駐在】現地校の学校イベント・異文化交流会とは

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EDUBALアンバサダーのWakakoです。
今回は現地校elementaryにキンダーから4thまで通った次女の現地校のお話を綴りたいと思います。

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学校イベントは夜が多い


娘達の通っていた学校はキンダー ガーデン(年長)から4thまでがエレメンタリースクール、5thと6thはアッパーエレメンタリースクール、7th、8thはミドルスクールという少し変わった学区でした。

クラス制ではなく学科制のミドルスクールに慣れるためにエレメンタリーとミドルの間に学校を作ったという、そんな手厚い学区は、色んな国の人達が集まっているゆえの配慮だったのだろうと今そう感じています。

世界一幸福度の高い国と言われているコスタリカ
フランス、カメルーン、シリア、ポーランド、パキスタン、インド、中国、韓国、日本...
5学年で総勢500名。

とうとう中国を抜いて人口一位になったインド。
学区でもやはり圧倒的存在感、1/4はインド人かと思われる勢いでした。

そんな自国の文化を紹介する、という日が1年に1回ありました。
“Multinational Festival”

渡米してびっくりした事は夜の行事の多い事。
何かと夜の学校行事は親も揃って参加できるのがいい点ですね。
後はほとんどのイベントがPTO(保護者)主催の為、先生方は出席しない事が多い、という事も以外だった事の1つ。授業外に行われるのはそんな理由もあるのでしょうね。

シリアのスイーツやイランの炊き込みご飯みたいなん。めちゃくちゃ美味しくておかわり。


日本ブースは焼きそばとうまい棒。日本文化を紹介するコーナーには七五三のパネルを

子供達は浴衣を、大人も着物を着て日本文化を紹介しました。

各国パフォーマンスもありました。

コスタリカの民族衣装かわいい。

日本は”よさこい”を子供達で踊りました。
日本人会役員の持ち回りにより、
バレーボールをすれば突き指して保健室に行く、そんな運動音痴を絵に描いたような私が今年は舞台サブリーダーをするはこびとなり本番まで週2回、放課後に2ヶ月の間練習をしました。

元気一杯の子供達は練習では走り回り全然話を事を聞いてくれず張り上げたつもりの”みんな〜しゅ〜ごう〜〜...”の掛け声は風に流れ消え行き私空気かな、と何度となく思ったけれども
(しっかり先生タイプのリーダーのお陰でとっても上手くまとまった。ありがとうリーダー頼りになるリーダー)

本番ではみんなとても楽しそうに踊っていて
(特に男の子達)
参加できた事に感謝の気持ちで胸が一杯になりました。
最終的に子供達が先生って呼んでくれてまた嬉しくて泣きそうになりました。

子供達が考えて発表してくれたよさこいの紹介文も記念に添付。

“Thank you very much for coming to see our performance tonight.We are very excited to be here. and share our cultute with you.We the volunteers from Japan.are going to dance a traditional Japanese dance called (Yocchore). Yocchore is one of the most popular festival dancers in Japan It is dance all over Japan with various regional styles. with difficult rhythm and choreography. Tonight we are going to use a wooden percussion called Naruko.which is similar to castanet but easier to make sound while dancing. Please enjoy our show. Your more than welcome to join us in dancing!

てんやわんやのリハーサル

最後にリハーサルでの一コマ

大きな舞台に立ち当日の立ち位置を確認する大切なこの日は
ジムについて舞台を見たらどどーんと大きなプロジェクターが。
PEの先生がニコニコしながら
音源入れたら降りてきちゃった。戻し方わからないからこのままでよろしく〜

....

めっちゃ大きなプロジェクター舞台占領。

初めて使ったのかなぁ先生ね、まぁしゃーないね、言いながら
プロジェクターにめっちゃ気を使いながらリハーサル終了。
(巨大プロジェクターの後ろで踊る。子供達全力で踊るもほぼ見えず。うん。想像しよ。と最終的に目を瞑る)

リハーサル無事終わったとこで先生からぽつりと『そういえば、ライトね、付かへんねん。』

...うん?

まぁそういう事もあるよねぇ。とみんなで舞台ライトの電源を探すも見つからず。

最終的に
『ここにねコンセントあるしさ、ほらtargetとかでライト売ってるからさ買ってきて?LEDとかさ明るいのあるしさレシートあれば返品できるしさ』
とびきりの笑顔で言われちゃあねぇしょうがないよねぇ
真面目な日本人は買うか…と考えを巡らせていたその時

あっスイッチ見つけた。嬉しそうに。
全部ついたライトに大歓声。

誇らしげな先生を横目に
場所、知らんかったんかーーい
何年ここの先生してるねーーん
と心の中で激しく突っ込む。

ちなみにこの舞台完全物置になっていて
左奥に鎮座するのはホコリにまみれた備品達。
本番までには片付けるからって子供の言い訳みたいに言ってた

パネルの裏にはたくさんの備品。ここにプロジェクター降りる。ほぼ何も見えん。


当日は舞台出演6組。内インド3組。
インドめっちゃ踊るやん。しかも長い。

テキトーすぎるアメリカ人にマイペースなインド人に気を使う日本人に。
ひっちゃかめっちゃかだけれどなんだかそれも心地良くて最終的にみんなハッピーだからまぁいいや。なんて思いながら。

国が違えば習慣も違い、気になる感じ方も違っていてもちろん肌の色も目の色も。
それぞれ違うそれらの全てを
面白いね、愛おしいね、ってお互いが受け入れあって認めあって、なんてなんてみんな魅力に溢れているのだろうと思い感動が込み上げる。

他国を知る事で自国を益々好きになり
皆んなへの尊敬と好きも増していく。

物心がつく頃からこういう環境で生活していた子供達の心にもきっと自然にそんな心が植っているのだろうと願いたい。

受け入れる事は幸せへの大きな一歩。

異文化交流という名の一年に一度のこのイベントを毎年行ってくれていた学校にも感謝が溢れ、幸せの種を蒔くそんなこのイベントがどうかこれからもずっとずっと続きますようにと願うばかりです。

生き生きと踊り切った子供達。左奥には備品の山。最終パネルで隠した様子。


そんなこんなも全てまるっといい思い出。

最後まで読んでくださりありがとうございました🤗



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