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#1 ノートはきれいにとらせるべき?

私の見立てでは、8割くらいの先生が『YES』と答えそうだな~と思いますが、実際はどうなんでしょう。いろんな記事があったので比較しながら見ていきましょう!


1.学校のほとんどの授業ではノートをとる必要がないと思う理由

なんとも刺激的なタイトルを見つけました!

ノート否定派の意見ですね!

理由は以下の通り。

①ノートを写すことに集中すると自分の頭を使って考えていない時間が多くなる

②板書の内容は9割以上が教科書に書いてある。ノートを写す時間があるならば、話を集中して聞く。教科書に載ってない情報だけを直接教科書に書き込めばよい

③きれいにまとめられた情報が欲しいなら参考書を買えばよい



との意見でした!

私的には納得できる内容でした!

が、高校生はそれでよいかもしれませんが、小学生は判断が難しいところ。今の高校生は、基本的にきれいにノートをとりなさいと義務教育で教えられていた世代だと思いますので、その下地が全くないまま高校生になった場合はどうなのかという点も疑問が残りました。


2.小学生の勉強はノートの取り方ひとつで理解度が劇的に変わります!

ノート肯定派の意見ですね!

まとめます。

なんのためにノートを取るのかを理解することが大切。理由は主に3つ

1、勉強したことや覚えておきたいこと、調べたことなどを忘れないようにしておくため。(きれいに書く必要あり)

2、勉強したことをきれいにまとめて、理解を深めるため。この作業をすることで重要なPointを覚えることができる。(きれいに書く必要あり)

3、とにかく書きまくって覚えるため。書きまくって頭と手に覚えたいことをなじませる。(きれいに書く必要なし)


小学校低学年の子は、大人と違ってそもそも日本語の書き取りの練習が必要。学校での板書を写す行為は、この練習でもある。子どもは先生が書いた文字をパッとみて全体像を理解しノートに書き写すことはできず、文字を少しずつ追ってノートに書いて、また黒板に目をやりそれをノートに写すといった工程になる。このトレーニングが十分でないと、そもそもノート術に移れず、そればかりか追いつけないことがきっかけで勉強がいやになってしまう。


という言葉が印象に残りました!

小学校1年生の担任経験がある私からすると、まさしくその通り!!と思いました!


3.小学生のうちからノートのまとめ方を身に着けておく理由とは?

こちらもノート肯定派の意見ですね!

まとめます。


ノートの役割は

①練習帳として (小学生全般)

②忘れないように書き残すため:備忘録 (小学生全般)

③勉強した事の整理保存 (小学生中学年以上)

④勉強したことに対して考えを深める研究的な使い方 (小学生高学年以上)

の4つであり、まずはノートに書くことを習慣づけること。そして、記録に残したノートを後々見返せるようにしておくことが重要。(きれいに書く必要あり?)


との意見でした!

けっこうボリュームのある内容ですので詳しくは読んでみてくださいね!



ここまで読んでみていかがでしょうか?

ノート1つでも、考え方がたくさんありますよね!ここまで読んできた私からの意見としては

①小学校のうちは、正しく丁寧に書く練習として、ノートをきれいに書くことは大切。

②6年生や中学生あたりから板書を写すだけでなく、自分の頭を使ったノートの活用法を考えるべき。

③高校生あたりからノートの必要性を自分で考え、好みによって使い分けるべき(ノートを丁寧にとるのも◎教科書にまとめていくのも◎)

という感じではないでしょうか。

ノートは丁寧に書くべき!きれいに書かせるのが正解!!と押し付けるのではなく、目的に合わせたノート指導の必要性を強く感じました!

みなさんの意見はいかがでしょうか?コメント欄がそういう意見の場となったらうれしいな~と思います。コメントお待ちしております!


ということで読んでいただきありがとうございました!また是非遊びに来てください!(^▽^)/









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