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【小五と読書】最近の女流作家の中で、また読みたい本

「娘との読書」と称して、これまで読んでいなかった日本の最近の女流作家をよく読むようになったのですが、大人になってから読んだせいか、深くささる本って、自分がティーンで読んでいたときよりもきっと少なくて。。

でも、その中にあってこれは印象的で、もう一度読みたいな、と思った本。

父親、母親が入れ替わり立ち代わりになり、家族が十七年間で七回も変わった女の子の成長物語。どんな家庭環境??という感じなのですが、その設定に反して、血の繋がらない大人たちとそれぞれ家族になっていく様子がとても穏やかで、終始流れる温かさが魅力的な作品。つらいことを乗り越えて!というのに飽食気味なときに、おすすめです。

映画化もされたみたいですね!個人的には、森宮さん(最後のお父さん)のキャラクターが好きなのですが、娘の一押しはダブル主人公と言っていい梨花さん(一番長く家族だった)。彼女の役が石原さとみさんなのは、いいなと思いました。

よりたくさんの良書をお伝えできるように、頑張ります!