家族のやり取りだけ。それが豊かな『ある家族の物語』

イタリアの女流作家、ナタリア·ギンズブルクの『ある家族の会話』読了。スキャンダラスなことは何もなく、ただ世界大戦前後の時代に、家族に起こったことを淡々と書き留めたような物語。

静か。それでいて、こんなに読まされる自伝ってないかも。


よりたくさんの良書をお伝えできるように、頑張ります!