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小学生向け(和書)

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娘たちが実際に読んだ本の中から、おすすめをご紹介。また、中学受験を目指す子どもが、背伸びしすぎずに読める大人の小説を「小五と読書」と題して探しています。
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記事一覧

【小6と読書】価値観はどこで染み込んだのか

長女が日本では6年生になりますので、タイトルも【小5の読書】から【小6の読書】に進級です…

【小五と読書】誰もひとくくりにできないから

成長しながら、絶えず変化していく自己認識。 子供の頃の「自分は特別だ」という感覚。 思春…

【小五と読書】え、翻訳本かと思ったミステリー

ひたすら、アガサクリスティ氏と赤川次郎氏を読んだのは小5の時。そのあとぱったり読まなくな…

【小五と読書】等身大でいられるときは、一瞬

図書館が遠かったせいか、「借りた本を返しに行く」のは、ちょっと億劫に感じる方でした。だか…

名作『長くつしたのピッピ』|英語と訳者で読み比べ!

先日、本棚を整理していたら、『長くつしたのピッピ』が二冊あることを発見。 私は青い鳥文庫…

サヴァン症候群の人から見える世界。すごく違うところとぜんぜん違わないところ。

子供と読める本を探していたときに、そういえばこれは未読だったな…と手に取った本。 何年の…

【本】普遍の名作!こどもが最初に出会う哲学

最近、悩みの深さが増している、次女の日本語問題。英語の単語は一発で覚えられるのに、日本語になると「なんか、何回説明してもすぐ忘れるなぁ」となる様子は、まるで私が英語の単語をすぐに忘れる姿にそっくりで…。 一歳半で香港に来た彼女は、ずっとインター育ち。小学生になってから、年齢を重ねるにつれ、実際にみたことがない言葉…茶柱とか、つくしとか、あざみとか、、が加速度的に増えてきていて、本を読んでも、挿絵がないと頭の中で映像に変えられないことに危機感を覚えています。 そういうわけで

【洋書】映画化・ドラマ化 ハリーポッターの次は、ギリシャの神々と人間のハーフ

日本語の小説は私から長女にレコメンドすることも多いのですが、洋書は文字通り分厚い小説を「…

【小一の読書】漢字と慣用句がある絵本はありがたい

一歳半で香港に来た次女は、英語の方が楽に読めるみたいで、今はみんな大好き、マジックツリー…

【小五と読書】理系男子の生態がわかる?物事を突き詰める醍醐味

面白い本を立て続けに読んでしまうと、すぐ追いつかなくなるこの読書記録note^^; 後で見返す…

【小五と読書】鎖国ジャパン。その、代償

表題からは、何のテーマかわからなかったのですが、中島京子さんの小説は、見かけたらつい手に…

【小五と読書】世界は、気付いていない事だらけ

前に、このピタゴラスイッチメンバー作というのに惹かれて読んだ絵本がきっかけで、 佐藤雅彦…

【小五と読書】繰り返し読みたい小説3冊

新しい本をどんどん読んでいきたい時と、好きな本を何度も読んでいたい時。どちらもありますよ…

漢字嫌いにこそお勧め!『ノラネコぐんだんシリーズ』が、長編に

次女、小学一年生。 最近、また目を離すと読書が英語の本ばかりになっていて、その反動か、とにかくぜんっぜん漢字が定着しなくって…漢字ドリル3冊目も満点には程遠い状況です。長女は漢字は「書けないけれど読める人」だったので、この「読める漢字も少ない」というのは私にとってもニューパターンで結構お困りものになっています。。 そういうわけで、漢字にちゃんとルビが振ってある本を読んで欲しいこの頃。これが結構選ぶのが難しく…ルビが少ない/ひらがなばっかりのどちらかの本が多いなと感じていま