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小学生向け(和書)

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娘たちが実際に読んだ本の中から、おすすめをご紹介。また、中学受験を目指す子どもが、背伸びしすぎずに読める大人の小説を「小五と読書」と題して探しています。
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記事一覧

【小2と読書】子供のころ大好きだった本を一緒に読む幸せ

『長くつしたのピッピ』が終わったところで、ちらっとパディントンを挟み、最近の「ママと一緒…

【小6と読書】令和に読む、大阪船場の世界

久しぶりに山崎豊子氏の世界に浸りたい!という気持ちになり、デビュー作にして彼女の真骨頂で…

【小六と読書】「幸せ」を掴む、そのとき

この前娘が、宮部みゆきさんの青い鳥文庫版を読んでいたので、 青い鳥文庫版以外にも読める本…

【小2の読書】世界の名作は、何語で読ませるか?!

一歳半で香港に来た小2の次女。読書は完全に英語優位です。 日本語においては、挿絵の大きい…

【小6と読書】娘の好きな話と嫌いな登場人物

長女がこれをまた読みたいというので、 一緒に借りてきた瀬尾まいこさんの本。デビュー作『卵…

【小6と読書】美味しい素材食べてる?

たまたま手に取る機会があって、そういえば読んでいなかったな、となった、農薬や殺虫剤を使わ…

【小6と読書】ロンドン旅行の必携本?

長い夏休み、今年は、家族でロンドンに行ってきました。 ロンドンを選んだのは、海外に住んでいながら、子供達が英語圏の国に行ったことがなかったこと、英国児童文学が好きなことなどが理由です。 特に、長女はハリーポッターのHuge Funなので、やはりキングスクロス駅とオックスフォードは外せないだろうということで、オックスフォードは大学生(院生)のガイドツアーを申し込んで、みっちり3時間話を伺ってきました。 その時に、往路の飛行機で読んでいたこちらの本の中の、オックスフォード大

【小6と読書】つらい時に、何が私を助けてくれるのか

今日は、ふと手に取って、久しぶりに一気読みした本のご紹介です。 京大院で臨床心理学を修め…

【小6と読書】「新聞を読む」というスキル

海外に住んでいるということを言い訳に、ニュースはもっぱらネットで拾っています。。 食事中…

 【ビジネス本】「カレーすき焼き」から日本企業は脱せたか

一時期、大阪で営業をしていたときに担当していたこともあり、その後「ハリーポッター誘致成功…

【小6と読書】9.11の時、アメリカの高校生だった

私は当時、日本の高校生で、休み時間に先生たちがざわざわっとしたかと思ったら、「アメリカの…

【小6と読書】ご近所に美術館がある贅沢

市の財政破綻により、篤志家の寄贈した珠玉のコレクションが、売却の危機にさらされる… 実話…

【小6と読書】価値観はどこで染み込んだのか

長女が日本では6年生になりますので、タイトルも【小5の読書】から【小6の読書】に進級です…

【小五と読書】誰もひとくくりにできないから

成長しながら、絶えず変化していく自己認識。 子供の頃の「自分は特別だ」という感覚。 思春期に入って「自分がすごい、得意だ」と思っていたことは大したことなくて、普通だと思っていたことが、実はユニークなことに気づいていくことの大切さと切なさ そういう変遷を丁寧に描いた二作をご紹介します! 『温室デイズ』 中学3年生。学級崩壊が起こり、つい正義感で立ち上がってしまった結果、執拗ないじめの対象になってしまう女の子。同じクラスでそれを見るに耐えないと不登校になっていく友人、補導