教育探偵事務所 TAKE STEPS

2024年4月から教育探偵事務所 TAKE STEPSを始めました。 そのための準備か…

教育探偵事務所 TAKE STEPS

2024年4月から教育探偵事務所 TAKE STEPSを始めました。 そのための準備から日記にしていこうと思います。 内容はエッセイです。 教育探偵事務所についてはhttps://edtakesteps.jp をご覧ください。

最近の記事

依頼がない日がほとんどです笑 そんな日は少なくとも日本には「困っているこどもや家庭はない」ということで、「今日はいい一日だった」ということをXにてお知らせしています。 お困りの方がもしいらっしゃいましたら、ぜひ当事務所の無料サービスをご利用ください。

    • 「わたしは、あなたの味方だよ!」と、身の回りの大切な人、困っている人にぜひお渡しください!!無料の教育サポートを行っています。詳しくはhttps://edtakesteps.jp/から。無料で配布しています。

      • AIに思うこと

         5月13日にオープンAIが新たなAIモデル「GPT─4o」を発表し、人間相手のようなリアルな音声会話が可能になったと世間にアピールしていました。    メディアではすごい!的な感じで報道されていますが、要するに機械が人間みたいなことができるようになった、ってことですよね。  思うにもともと人間がテクノロジーに求めていたことって、人間の能力の拡張であって人間レベルのことをされてもそれじゃあ別に人間でいいわけで。  調べたり計算したりするくらいならAIじゃなくても自分でもで

        • くまについて〜詩〜

           くまは怖いというけれど、  確かに怖いと思うけど、  くまモンにテディベア、  くまのプーさん、  森のくまさん  かわいい人気のくまさんたちを  思い出してみてほしい  怖がらないで、おともだちだよ  それでもくまはあぶないからと  銃を持つのもよくわかる  ひとを襲う悪いくま  ひとを殺める悪いひと

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          『資本主義は私たちをなぜ幸せにしないのか』を読んで④完結〜本当の教育無償化とは〜

          前回のおさらい  資本主義社会は発展のために、労働者が得るべき対価を「搾取」することによって利潤を生み出してきました。そうしてこの本では更に「収奪」にも焦点が当てられています。この「収奪」とは、対価を一切支払われないというもので、自然(資源)や家庭で家事や子育てを強いられてきた女性などは、対価を一切支払われずに資本主義社会を支えてきました。  現在では、少しずつそれらが是正されようとしています。自然は環境活動などによって、対価を支払われるまでには及んでいませんが、自然環

          『資本主義は私たちをなぜ幸せにしないのか』を読んで④完結〜本当の教育無償化とは〜

          『資本主義は私たちをなぜ幸せにしないのか』を読んで③〜教員の給特方編〜

           改めて話題にするのも恥ずかしいですが、教員の給特法が話題になっています。私は、現在のシステムのままであれば10%の引き上げにすら反対です。ここで言う反対というのは、それ以上に引き上げるでも残業代を全額支払うでもありません。この4%のままか、残業は認めない、のどちらかがいいと思います。そもそも先生方が教育というサービスを提供したところで、直接的には利益があるわけではありません。それなのに善人ぶって子どもたちに業務以外の時間をかけるからいけないのです。直接的な利益もないのに教員

          『資本主義は私たちをなぜ幸せにしないのか』を読んで③〜教員の給特方編〜

          『資本主義は私たちをなぜ幸せにしないのか』を読んで②〜学校教育の矛盾、解決への道編〜

           まずは学校教育をその背景である資本主義的な「自由」に振り切る方向性についてです。学校教育自体が現在の社会のシステムに適合する人材育成を目指しています。そして今回紹介するこの『資本主義は私たちをなぜ幸せにしないのか』では、資本主義社会の根本に「分断」があることを示しています。これはこの本を読まずとも、そもそも資本主義は人々を資本家と労働者という関係に分断することは知られていることです。そして資本家が労働者に本来支払うべき対価から「搾取」して利益を生み出すのことが資本主義の仕組

          有料
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          『資本主義は私たちをなぜ幸せにしないのか』を読んで②〜…

          『資本主義は私たちをなぜ幸せにしないのか』を読んで①〜学校教育の矛盾編〜

           今年の三月まで私立高校で勤務していました。授業も楽しく、仕事自体には満足していました。部長職も務め、それなりに業務をこなしてきましたが、なんだか学校で勤めるということ自体に判然としない引っかかりがあり、どこかすっきりとしないので、教員を辞めることにしました。  学校で働くことの、この判然としない引っかかりはなんだろうと考えていたときに、「この引っかかりの原因はこれかな?」と私にヒントを与えてくれたのがナンシー・フレイザー氏の『資本主義は私たちを幸せにしないのか』でした。  

          『資本主義は私たちをなぜ幸せにしないのか』を読んで①〜学校教育の矛盾編〜

          『体験格差』を読んで

           文化放送の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」で紹介されていたので、『体験格差』(今井悠介)を読みました。1章では体験格差について行われた全国調査の結果について、2章では子どもの習い事や旅行などが困難な9名の親御さんへのインタビュー、最後にそのような体験格差について何ができるか、が書かれています。子どもたちにとって放課後や土日の体験は非認知能力を育む効果があるそうですが、経済的な問題などによってそれらの体験ができる子どもとできない子どもがいるということでした。2章の子どもに体

          『体験格差』を読んで

          今日までの準備①

           3月31日までは前職の職場に在籍していたので、4月になってから色々な準備を始めようと思って3月をダラダラと過ごしてしまいました。  教育探偵事務所の開業に向けてなんとなくやらなきゃならないこと(税務署に開業届を出す?新しく銀行の口座を作る?ホームページを作る?)を頭の中だけで考えていましたが、4月になって、よし!やるぞ!と思ってやってみるとまーったく何にも知らなかったことにびっくりしました。  何にも知らなすぎて恥ずかしいのですが、今日までに学んだことを紹介します。 [知