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よくある”海釣り”と”インターネットのビジネス”たとえ話

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海は広いことで有名であることが、インターネットの世界と置き換えて表現されることが多くありませんか?具体的には、「海釣り」と「インターネットのビジネスモデル」は、共通することが多いということです。

この海の広さが、人間の主観と客観による判断(認知)に影響します。

「人間の主観と客観?」

具体的には、東京渋谷の大手IT企業のデータアナリストがとらえるインターネットの世界観と、新潟県湯沢町の農協ではたらく検品担当者のとらえるインターネットの世界観は、同じではないということです。

両者の世界観のちがいは、両者ともに備えている「主観」と「客観」のちがいから来ています。

もっと具体的に説明すると・・・

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「世界観のちがい」が理解できるでしょうか?

どちらも間違っていません。しかし捉え方に差があるのです。それほど、インターネットの世界は、想像以上に”広く大きい”と判断できます。

”インターネットのビジネス”と”海釣り”を比較

インターネットと海釣りを比較してみましょう。

● 釣りたい魚、食べたい魚?を決定する(海釣り)

● 自社の顧客を知る、自社の商品・サービスによって得られる成果を具現化し目標設定(インターネットのビジネス)

● その魚がどこの海で釣れるのか?調べて、現場へ行きフィッシングポイントを見つける(海釣り)

● 自社の商品やサービスに価値を持ってもらえる顧客層」と、その「顧客が生活する環境・場所」をリサーチして、ターゲティングする(インターネットのビジネス)

● その魚に合った「エサ・仕掛けづくり」をはじめる(海釣り)

● 自社の商品・サービスを紹介するための「仕組みづくり」を開始する(インターネットのビジネス)

・自社ホームページ作成(コーポレートサイトなど)
・自社ブログ作成(オウンドメディアなど)
・SNSアカウントやSNS企業ページを開設
・ポータルメディアへの出稿
・ECサイトに出店
・YouTube動画で動画投稿とチャンネル作成
・メルマガ配信の準備(要リスト)
・広告出稿
・アフィリエイトプログラム利用の検討
・ランディングページ制作
・顧客対応リソースの準備・・・など

● 釣り糸を海に投入!(海釣り)

● 作った「仕組み」をインターネット上で公開する(インターネットのビジネス)

● 都度、微調整をしつつ、様子を見ながら、”待つ”(海釣り)

● 各施策を分析しつつ、反応をみながら(即効性の施策は別として)、”待つ”(インターネットのビジネス)

● エサに魚がかかったら、魚の特徴に合わせて上げる(海釣り)

● 見込み客から反応(問い合わせなど)が合ったら、適切な対応で成約まで案内する(インターネットのビジネス)

● 釣れた魚の状態を見て、「なぜ、釣ることができたのか?」要因を考える。次の「お魚ゲット」のためにノウハウ化する(海釣り)

● 成約された顧客が、「なぜ、ウチの商品やサービスを購入してくれたのか?」カスタマーサクセスを明確にする。「仕組みづくり」の指標として、取り入れていく(インターネットのビジネス)

”海釣り”も”インターネットのビジネス”も投資することで得るものがちがってくる

● もっと大物を釣りたい(海釣り)

防波堤で海の家でレンタルした竿で釣り糸を垂らす(成果0円~?)
⇒自前の海釣り用の竿と仕掛けで釣り糸を垂らす(成果0円~?)
⇒船に乗せてもらい、沖合のポイントまで行き釣り糸を垂らす(成果0円~?)
⇒大量に魚をとるため、漁師になって網漁をする(魚や状況による)
⇒高額なマグロを求めて、漁船や仕掛け装備を用意して、1本釣りを目指す(1本○十万~百万円越え)

● もっと売上を上げたい(インターネットのビジネス)

自分で作ったサイトやブログ、SNSアカウントなどで商品を紹介する(成果0円~?)
⇒自社の特徴を打ち出したマーケティングを施す(成果0円~?)
⇒ECサイトへの出店、ポータルメディアでの紹介、広告運用(成果はそれなりに)
⇒売上を拡大するために、入札単価の高いキーワードで広告出稿、または大手メディアの特集記事として掲載(成果が期待できる)
⇒顧客売上単価や利益率の高い成果を得るために、高額なコンサルや高性能のMAツールをはじめとするITツールを活用する(成果が爆発する可能性あり)

まとめ



以上、いかがですか?私は「海釣り」と「インターネットのビジネス」の展開が似ていると、ずっと思っていました。段階ごとに置きかえることができるからです。

今後も思っていることを自分の中にしまっておかないで、noteを使ってアウトプットしていきます。note上で、見つけてもらえたらお気軽にメッセージください。


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