デイリーポータルZ「自由ポータルZ」にセイコーマート晩酌王が入選しました/晩酌王あとがき

意味がない禁止テープ・セイコマ晩酌王・大阪酒場巡り～自由ポータルZ

今宵の「セイコーマート晩酌王」は俺だ！　第1回 『晩酌王決定戦』

入選しました！！！

友人であるジーンのサイト「北から来た」で書かせてもらった第一回『晩酌王決定戦』が、デイリーポータルZ読者投稿コーナー「自由ポータルZ」に入選しました。(1月24日更新分)

お陰様で多くの方々に読んで頂いているようで、とても嬉しく思っています。また、Twitterなどでシェアをしてくれている方もいるようで、本当にありがたいです。

そして、これだけ読まれていると第2回のハードルがめちゃくちゃ上がってるんじゃないかと戦慄しています。ですが、必ず第2回は開催します！楽しみにしていてください。(編集長のジーンにまだ何も言ってないけれど)

ちなみになんですが、この記事は"晩酌王決定戦"であり、その第1回目の舞台として"セイコーマート"を選んだという形でして。第2回はまた別のお店やコンセプトで行います。

「セイコーマート晩酌王」っていう言葉の語感が良すぎるんだよなぁ…。

で、ここからあとがきになるんですが。

この企画、発案者は今大会の参加者でもあるらんらんで、竹原は記事作成にあたっての細かなディレクションと執筆を担当した形になります。(責任逃れではなく、発案者へのリスペクトです)

そもそもは仲間内でただ遊ぼうという話だったんですが、とにかく「北から来た」に記事を増やしたかった僕が「らんらんさん、その企画貰っていいですか？」と聞いたところ快諾してもらい記事を書いた、というのが執筆の経緯となります。

企画は竹原宅で行ったんですが、非常に盛り上がりまして。記事を書く元になる音声を録音していたんですが、何度聴き返してもその場の楽しい空気が思い出されて、執筆中ついつい聴き入ってしまいました。

だから執筆に1ヶ月もかかりました(死)

なんとかその時の楽しい空気をちゃんと読者の皆様に伝えたいと思ったら執筆に熱が入りまくりまして。1ヶ月という執筆期間を費やして、10,000文字を超える分量の記事となってしまいました。

その熱量が伝わったのか、自由ポータルZのコメントでは内容を高く評価して頂きました。

特に「晩酌王」記事内での講評を気に入って頂いて。

【石川さんのコメントより】
講評がうまくてですね、すべての登場人物に対して、メニューの良しあしだけでなく、講評を通して選んだ人のキャラ立てまでバッチリ完成させるになっています。ぼんやりした評価がいっこもない。これは手腕だなと思いました。

記事をちゃんと読んでどこが「面白さ」なのかをしっかりと考察して頂いた上でのコメントだなぁ、と(おこがましいですが)感激しました。

もう一人の審査員の古賀さんからも参加者のキャラクターについてお褒めの言葉を頂き、本当に、本当にうれしく思いました。

【古賀さんのコメントより】
参加者のキャラクターに嫌味がないのは大きかったなと思います。
どういうキャラに嫌味があって、どういうキャラに嫌味がないのかはかなり言い表しが難しいところですが、この5人が並ぶのを見て嫌な気分になる人はあまりいないんじゃないかと

いやー、本当に……

【石川さんのコメントより】
ただですね、これ完全にオモコロのスタイルなんですよね。入選にしようかもう一息にしようか迷いましたが、器の広さを見せつけるためにあえて入選にさせていただきます。

や、マジすんませんっした。

ちょっと真面目な話をさせて頂きますと。

デイリーポータルZに投稿しておいてかなりアレなんですが、僕は「おもしろ記事サイトと言えばオモコロ」で育ってきたので、記事のノリというか、フォーマットはかなりオモコロに寄って(寄せて)書かれています。

僕自身全く隠す気はないんですが、この「晩酌王」の記事を読んで、ちょっとウェブメディアに詳しい人ならすぐに「オモコロのノリだな」とピンと来ると思いますし、もっと言えば「あの人気企画に影響されたんだな」と特定さえできると思います。

記事のフォーマット決めは完全に竹原の独断であり、執筆にあたっては僕自身大好きなオモコロの某人気記事を大いに参考にさせて頂きました。あくまで僕はこれを"リスペクト"だと主張しますが、「パクリだろ」と言われたら少し言葉に詰まると思います。

そのレベルでノリが寄っているので、恐らくデイリーポータルZ編集部の方々がそれに気づかないはずはないと思っています。

ここからは少しの想像と若干の驕りが混ざった話なんですが。

その上で、記事の面白さを認めてくれ入選に踏み切るにあたり「オモコロのスタイル」であることについては言及せざるを得ないだろうと、石川さんのコメントの最後にあの文が添えられたのであれば、これは冗談ではなく「器の広さを見せつけ」られたなと思っています。

"パクリ"や"リスペクト"、"パロディ"、"オマージュ"などは、ひどく境界があいまいなところであり、今回の「晩酌王」はそこに触れるのではないかと思い、こうして筆を執らせていただいた次第です。

くり返しになりますが、あくまでこれは僕の想像の話です。
が、自由ポータルZ内でお二人が「晩酌王」を誉めてくださったのは紛れもない事実であり、本当に本当にありがたいことだと思っております。

ありがとうございました。次はデイリーポータルZ直球で勝負します。

まあ、現時点でこの記事を「オモコロの"パクリ"だ」と言っている人は僕の知る限りではいないんですけれど。

なので、ぶっちゃけると後から何か言われたら怖いから先に自分の意見と立場を表明しておこうって気持ちもちょっぴりあります。(保身第一高校出身)

こういう(まだ)非難されていないことへの言い訳を延々としてしまうのは本当に悪い癖………。

「晩酌王」の記事についてはホント、なんの気兼ねもなく笑って読んで下さい……！