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12-19 サボりと料理とバンド

10:00 起床
えー、今日は一限がありました。2も3も。眠気に勝てませんでした。欠席はかなりギリギリです。ア゙ア゙!
いやまあ意図的ですよ、この寝坊。今日は寝てたいなと思って、7:00になった目覚ましを止めてガッツリと二度寝に入ることを決めました。

にしても寝すぎたなぁ。ベースもやらなきゃ行けないな。

12:30
腹が減った。キムチで飯をひたすらかっこんでもいいんだけど、なんか勿体ない。せっかく全部飛んでサボってんだから、なんか美味いもんが食べたい。が、金をかける気にはならない。家にあるものでなんか作るか。
Twitterのブックマークに保存してあるレシピを漁る。

これが食いたくなったのでこれを作る。
と言ってもただタレ作って付けとくだけだけど。
大阪かどっかで買ったすだちポン酢みたいなやつにつけてみることにした。あとネギはなかったから入れてない。何使ってるかだけ見て適当に混ぜた。そんなもんでいいんだよ飯なんて。

困ったことにめっちゃ卵白が余った。3つ分の卵白を消費するアイデアはひとつしか思いつかない。

このベーコンのバター炒めが美味いからこの具だけを作っておかずにしよう。そしてこれに余った卵白も入れてしまえばいい。

写真は取ってないけど、グロいものが出来た。ゲロみたいになってらァ。ぐっちゃぐちゃな中にベーコンがいる。うーん俺の理想は目玉焼きの白身の部分にベーコンが入ってるようなやつだったんだけどな。
いや普通に考えてフライ返しとかでぐちゃぐちゃに混ぜたのが失敗だったな。なんかベーコンが満遍なくちってる気がしなくてさ。散らしてたら卵白に火が通ってきちゃってって感じなんですよ。

まあ味は悪くない。というか最高。しょっぱすぎるぐらい。卵白がタレを吸収しまくって固形のタレみたいになっている。バカデブの味がする。おかずには勿体なかった。これだけでご飯一杯食っちゃった。

2杯目に突入、さすがにさっき作った卵黄漬けで食べる。
これも実質タダのタレご飯。具が無いから。
すだちの味が強いもののさっぱりしてて美味しい。ノリでもかければよかったわね。

13:00
弟帰宅。圧力鍋で鶏肉のトマト煮を作ってた模様。帰ってくるまで待ってれば逸品作る手間が省けたのに。
一口いただいたけど味がしみっしみでよかった。
鶏肉がよく汁を吸ってて、噛めば噛むほどトマトの甘みとスープの塩味が溢れる。鶏肉ってこんなにジューシーになるんだな。

13:30
まいくらで地図埋めてました。なんもなくて驚いた。

17:00
こんなにマイクラやった記憶ないんだけどなぁ。途中ベースをひいたか覚えてない。

18:00
トマト煮の残りを晩飯のおかずとして頂く。

20:00
バンド練習に向けて家を発つ。
今回はブルーハーツのコピバンなんだけど、高校時代にもブルーハーツをやったからその思い出を上書きされそうですごく乗り気になれない。
ブルーハーツは多分一番好きなバンドだけど、ベースとしてはあんましやりたくないかも。俺の下手っぴな歌の方がまだマシだろみたいな連中が多いんだ。かっこよく見せようとしすぎてんだ。泥臭くやって欲しいのに。
まあこの俺が1番ブルーハーツを分かってますみたいな態度は死ぬほどキモイからやめた方がいい。

俺はブルーハーツの思い出を出来れば男畜火だけにしておきたかったんだけど、高校の時点で他のバンドでもやっちゃった。これめっちゃ後悔してる。お世辞にもいいパフォーマンスとはいえなかったし。

7股とかするような野郎にブルーハーツを歌わせたくない気持ちが強い。大人しくヤングスキニーとかその辺をやっときゃいいのに。

音楽を独占したい気持ちってキモすぎるけどあるんだよ。この曲は俺のもの!って思いたいんだよ。

20:55
1人寡黙なXJAPAN好きなギタリストだけが来てた。お互い認知こそしてるものの、会話はなかった。気まずい。

21:00
結局俺とX2人だけなのでまあ先に会計済まして入ることに。会計を終えて上の階の部屋へ行こうとしたところ、7股ボーカルと黒ギブソンのギタリストが来た。合流し202へ。

21:20
遅れて魅せプが得意なドラマーも来て、全員が音作りやセッティングが終わり、終わらない歌を合わせる。

長らくまともにバンドやってなかったから忘れてたけど、みんなで音出すのやっぱり楽しすぎる。ベースを家でやってるだけじゃ曲にならないけど、ほかのメンバーがいるだけで曲になる。
やっぱり俺は上手い下手とかどうでも良くて、いやまあ最低限合わせられて曲になるっていう条件の元だけど、上手い下手とかどうでも良くて「みんなで楽器鳴らして楽しいね!」って性分なんだ。
欲を言うら殊にブルーハーツとかそういう熱いのをやるならソウルもついてくるべきだったと思うけど、とりあえずみんなで合わせられれば楽しいんだ。
みんなで動き回りながら耳が痛くなりながら、ジャカジャカ鳴らすのが楽しくて仕方ないんだ。

ピックをもつ右手の親指の付け根が痛くなってくる。痛みが回復するまでピックを汚いながら口に加えて指弾きで誤魔化す。

曲が終わり、ドラムが掻き回し、俺らもそれに合わせて最後の音をオクターブあげたり和音にしたりして掻き鳴らして、最後の最後みんなでジャーン!でしめるのは楽しすぎる。今までこれやってこなかったの後悔してる。

俺らがライブでやるのはこの1曲だけ。練習してこいと言われたKebabsのテーマは完全にお遊び用だった。

Aメロ二回し目の「酒を控えられない」のところを「酒を飲むのは誰々だけ」って歌詞に変えて、Bメロに移行、サビでコップ1杯(少なめ)を飲み干すという完全に飲み曲だった。飲みゲーはアンチだが、自分で演奏する飲み曲は楽しいことに気付いてしまった。
俺は酒に対しても一貫した態度が取れない軟弱者だ。
楽しんでしまった。こいつらとやる宅飲みは反吐が出るほど苦手だが、こういう楽器を演奏しながらやる場合ならスタジオ内のテンションも上がり、演奏のクオリティというか、楽しさも上がるのでいいかな。

多分俺が宅飲みに求めてるのは会話であり、飲みではないんだな。ましてや女呼んでいじめてとかでは無さすぎる。
だが俺がバンド練習に求めてるのは「楽器みんなで演奏して楽しいね」なので飲み曲はセーフなのかな。
あくまで本分は楽器であり、酒はそのオマケという形だったからかな。まあともかくどっちにしろ俺は一貫した態度を取れないカスだよ。

膝ついて弾いたり、仰向けになって弾いたりかなり動き回れた。歌いながらも弾けたしね。
ギブソンとは音楽の趣味が近いので俺がひとりでにミッシェルとか演奏し始めると乗ってきてくれるのも楽しいポイントだった。
うろ覚えブラッドサーキュレーターとうろ覚え遥か彼方とかもやりました。非常に楽しかったです。
この頃にはもうなんかアドレナリンドバドバで指が痛いとか感じ無くなってた。
お酒がなくてもこの回は楽しめたと俺は確信を持って言える。 本質は演奏だったので。

7股(元)の今カノも練習見学しに来た。ドン引きして帰ってった。

23:00
耳がおかしいまま練習が終わった。みんな今日楽しすぎたなみたいなことを言ってた。
彼らはお酒が楽しかったのかな、それとも演奏が楽しかったのかな。前者だったら俺はやっぱこいつらとは合わないな。

そのまま流れ(いつものパターンらしい。俺は初回だから知らなかった。)で二郎インスパイア系のラーメン屋、田田へ。
ここはあんまり乗り気じゃなかったが、まあついて行くことに。

流石にこの時間からガッツリは食えないから、ミニの野菜少なめアブラカラメニンニクちょいマシの控えめなラーメンに。夜食にしては食いすぎなぐらいなんだけどな。このままじゃ90の大台に乗ってしまう。

運ばれてくる豚の餌。だが夏に食った立川の二郎に比べたら屁の河童。

いやー美味かった。適量の二郎は最高だね。これならまた明日も食べたいかも。多すぎるから辛くなるんだよ。少なめに控えめに食べればこれを楽しめる。
前回が多すぎただけ。
いやーこれを上手いと思ってしまったのは危険かもしれない。このままじゃさらにデブる。
食い終わってすぐ二郎作り方って調べちゃったもん。明日五限だけだし昼飯に作ろうかな。

0:01
人生で初めて終電で帰る気がする。
俺終電ってもっと酒臭いじじいたちが溢れてる地獄かと思ったけどそんなことないわ。普通にガラガラだわ。
なんか普段の電車と一緒すぎてなんも思うことないな。ただトイレで小便してた時これを逃したら帰れないっていう小さな恐怖と戦ったぐらいか。

まあ今日を楽しんでしまったけど、こいつらは女を平気で虐める悪い奴らだということを忘れては行けない。忘れては行けないのに、忘れて楽しんでしまった。
このまま俺はここにいていいのか。とりあえずこの23日にライブが終わるまではこのままで居させてくれ。そっから先はもう少し考える。てか宅飲みに参加しなきゃいいだけか。

まあもう少し付き合い方を考える。バンド以外で関わらないぐらいのつもりでいた方がいいかな。全てを取ろうとしては行けない。


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