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ヨガのポーズの4つの極意

 ヨガのポーズをつくる一連の動作のことをアーサナ(体位法)と言います。
身体を曲げたり、反ったり、伸ばしたり、ねじったり。
 これをただやっているだけだと、体操になったりストレッチになります。
普段何も身体を動かしてない人は、これだけでも十分です。
 呼吸を意識してこれらのアーサナを実践していると、プラーナ(生命エネルギー)という気の流れが、ナディ(中国の経絡にあたり、プラーナの流通路)にそって流れはじめます。
 呼吸とともに、この気を取り入れるから
健康になったり、人によっては病気が治ったりする人もいるようです。(医療的治療が目的ではありません)

 そしてそのアーサナも以下の4つのポイントを踏まえてやると、素晴らしい効果があるようです。

1  動作をゆっくりやること。
 はずみをつけたりしないこと。

2  動作と呼吸を合わせること。
 例えば前屈。
 動作の始まると同時にゆっくりと息を吐き、動作が終わったところで、息を吐き切ります。身体を起こし始めたところで息を吸い、動作が終わったときに息を吸いきります。

3  動作が終わってポーズが決まった時、体の痛い所に意識を集中すること。
 すると、痛みが脳細胞を占領して、その間余分な雑念が消えます。痛みに集中することで、仕事や家庭の心配事をストップさせることができます。

4  ポーズが決まってから元に戻してゆく時、ゆるむことに意識を集中すること。
 筋肉やスジが突っ張っている感じから、段々とゆるんで行く感じをゆっくりとかみしめる。すると、自然と自分の体に目が向き、集中力がついてきます。

 簡単に言うと、呼吸に合わせてゆっくりと動き、内観すること。となります。

 この4つを意識して実行すると、外から見たアーサナは一緒でも、効果としては全く違うことに気づくと思います。

 ある程度の経験者ならこの気持ち良さが分かると思います。
 3.4のポイントからも分かるとは思いますが、痛みや突っ張りがあるのは当たり前のことです。
 身体が硬いことで悩んでいる人もたくさんいますが(自分もそうです)、ここが少し理解できると気持ち的にもラクになるのではないでしょうか。

 身体の硬さは気にしないでいきましょう。

心は丸く
yoga Marc(ヨガマルク)