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期待値の低さが一気に上がる!

チラシの真ん中の男性は明らかに主役、タイトルのシャン・チー。とわかっていても、おじさん顔の20代若者が画面に現れたとき、本当に彼が主役なの?という疑問符が頭に浮かぶ。(シム・リウさん、ごめんなさい(^_^;))


というマイナスイメージが数分で崩れた!
期待値の低さからの素晴らしいスタートダッシュ!!

不思議だ。外見が変わったわけじゃない。素手で相手をいなしてしまうカンフーのしなやかさとスピーディーさが一気に、見え方を変えてしまった。この出だしだけで、作品が成功と言えるくらい。
 
 
シャン・チーの亡くなったお母さんや妹ら女性が闘うシーンも美しかった。”気”の力を使うカンフーにおいては男女の体格や力差という囲いすら取り去ってしまうことが、心地よかった。近年、白人優位が見られていたアメリカ映画での欧米人以外の起用だけでなく、男女の扱いの差も変わってきている表れかも。


正直言うと「アベンジャーズシリーズ」の前葉を把握していない。作品や登場人物の繋がりもあまり知らないけれど、シリーズで多くの作品は単体でも楽しめる。この作品も然りなので、ぜひ、映画館で観てください!!
 

期待値低いところからのスタートダッシュも改めて、作品の面白いところです。


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