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007 ダニエル・クレイグ有終の美

15年間もの長い間、5度のボンド役を担ってきたD・クレイグの最後の007作品。
2021年10月に鑑賞。そして、昨日その前作、「007 スペクター」鑑賞。


観るに際して、年齢から来るアクションのキレの無さや外見の衰えにガッカリするかもしれない、と少々覚悟して劇場へ向かった。で、どうだったか? 衰えなど無いとは言えないけれど、渋さも十分でカッコよかった!

同シリーズの「スペクター」を改めて見ると、もちろん少し若いダニエルがいて、アクションも(スタントも使っているけれど)見応えあるしスマートさも色気も十分。だが、歳を重ねた良さが今回の最終作に現れていたと思う。

実はダニエル・Cが6代目ボンドになった当初、俳優としての存在をほぼ知らず、外見も冴えない印象で超期待薄だったのを覚えている。ところが、作品を見て一変。ダニエルのボンド役の作品に出会えてよかったと思う。

そして今回が最後。
こんな感傷的な終わり方をするとは思わなかったけれど、楽しませてくれたダニエル・Cに最後に「ありがとう!」という思いが湧いてきた。


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