見出し画像

計算ミスが多いから、「基礎計算を毎日やってください」と塾で言われた話。

算数数学だけ模試の点数が低い…(>_<)

振り返りすると、問1問2の簡単な問題で間違えている…(>_<)

解きなおすと、まったく問題なく解ける…(^^)v

次は気を付けよう!…(^^)v

ところが次の模試でも似たような状況……(/ω\)

無限ループしつつ、先生に相談すると、「基礎計算が大事だから、毎日やりましょう。」と言われる。

ちょっとやるけど、習慣化しない・または膨大すぎて成果を感じられない(イマココ^^…)

って生徒さん~、保護者さん~。

まちがいが、どういう状況で起きるのか? をおそらく本人は理解していないです。また、仮に理解しても、そのミスが起きやすい問題を集中的にトレーニングしないと、解消しません。

さらに、「基礎計算をやろう」というのは正しい対処ですが、紙だけで膨大にやるのは現実的に量的・質的に無理がありますから、ほぼ間違いなく継続しません。

名だたる塾に通う、優秀な生徒さんでも、こんなミスをする。
それを、どう振り返るべきなのか? というお話。

9が3つ並んでいるところから、脳内に3が浮かんできてしまう。

逆算しなきゃ! という気持ちから、左右が逆転し^^;…
右から、つまり1の位から読み取って、左右逆転(位どり逆転)で答えを出している。

と、ここまで読んで、
「くだらぬ~!」「こんな簡単なミス!ゆるせん!」「そもそも、能力高くない。目標を下げろ!」と、ちょっとだけ感じてしまった保護者さん、もう少しだけ… おつきあいを…m(_ _)m

しにがはち、を二回やるはずのところ、2が2つ並んでいるため、
4が2つ、に変換されてしまい、4+4=8になってしまった。
これを、「計算力がない」「計算ミス」と呼ばすに、自由な脳が自動的に動いていると、考えてあげて欲しいのです。そんな脳は責められない。

似ていますが、8÷4=2 と、8が2つ並んでいる、
ということから、2を答えてしまった。
もちろん、筆算すれば間違えるはずはない。でも、上位校有名校を目指す生徒さんに、この問題で「筆算を書け」という指導はあり得ないです。

仮に、こうしたミスを、模試でやってしまったとして、それを解きなおして「やっぱりできるじゃ~ん。次は気を付けよう。」としても、やはり効果は薄いです。

なぜなら、①間違いがなぜ起きるかを、深く分析したり、 ②間違いが起きやすい問題を中心に、つまりデータベースをもとに反復トレーニングしていないから。

合理的な基礎計算トレーニングにより、実は上位校有名校を目指せるのに、という生徒さんは多いと感じています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?