夏、川で短パンやけ。
【ライター 大楽眞衣子】
首から手ぬぐいをかけ、網を持ち、短パンをはく。
これが私の夏休みスタイルだった。
夏が終わって足を見下ろしてみたら、
太(い)腿に短パンやけのあとが。
足の甲はサンダルの形に沿って日焼けしていることに気付いた。
緊急事態宣言下での夏休み、
子どもたちと近くの川で遊ぶことに夢中になった。
小4、小6、中2になったわが家の3兄弟。
子どもたちがそれなりに成長し、もっと川遊びが楽しくなった。
川では今も注意は必要だが、「抱っこ要員」がいらなくなったので、
私も一緒に潜って魚を捕まえている。
今年の喜びは網でドジョウを捕まえたこと。
子どもの頃、川遊びをしたことがない元都会っ子の私だが、
年々腕を上げている。(写真はカワムツ)
川は、いろいろな遊び方ができるから面白い。
岩から飛び込んだり、ターザン遊びをしたり、石で水切りしたり、
魚を捕まえたり。
子どもはどんどん新しい遊びを考える。
体が底冷えしたらゲームオーバー。
晴れていたら3日に1回は川へ行っていた。
基本的に私は、子どもの夏休みや春休みに仕事を入れないようにしている。
これはフリーランス最大の魅力だと思っている。
(そんなわがままを聞いてくれる仕事関係者には感謝しかない)
子どもがもっと小さい頃は、夏休みにがっつり仕事を入れられない事情があった。
実家が遠方で、夫の夏休みがなく、しかも預かり保育をいやがるからだった。
いまだに夏休みに仕事を入れない理由は・・・
「子どもたちの夏を大切にしたいから」だ。
ん?なにか違う。
では、正直に言おう。
ただ単に「私が子どもたちと山や川で遊びたいから」だ(笑)
今年はゲームとは無縁で過ごした夏休みだった。
(夏休み直前にルールをやぶってお預かり中だったため)
それでも子どもたちは「今までで一番楽しかった」と言っていた。
案外そんなものなんだ、と思う。
流行りの大きなおうちプールを買おうか迷ったが、
川は片付け不要の天然プール。
しかもソーシャルディスタンスの特典付き。そして無料。
静岡の川は、お得だらけなのだ。
はーやくこーいこい、はるやーすみー
2021-09-27投稿
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