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高校受験対策で個別指導塾を選ぶメリット・デメリットについて解説!

「高校受験対策には個別指導塾が良いって本当?」
「高校受験対策に個別指導塾を選ぶメリットとデメリットってなに?」
このように、高校受験対策のための塾を探しているという方は多いことでしょう。

本記事では、高校受験対策には個別塾が良いとされる理由について紹介しています。

また個別塾を選ぶ際にどの塾が良いか見極めるポイントについても説明しているため、記事を読むことで、自分の子どもに個別塾が合っているのか確認でき、最適な塾を選べるようになるでしょう。

高校受験対策として、個別塾が気になるという方は、ぜひチェックしてみて下さい。

高校受験対策で個別指導塾を選ぶメリット

高校受験対策のための塾には、大きく分けて個別指導塾と集団指導塾の2種類があります。

どちらもメリットはありますが、高校受験対策には個別塾と呼ばれる個別指導塾がおすすめと言われています。ここからは個別塾と表記します。

ここでは、高校受験対策で個別塾が良い理由について見て行きましょう。

メリット1:希望の進路に向けた学習ができる

一口に「高校受験」と言っても、志望校は個人で異なるため、志望校の入試に応じた対策を行うことが合格の要となります。

個別塾のメリットは、生徒1人1人の希望進路に合わせた指導を行ってくれることです。集団塾に比べて、志望校対策がしやすいのが個別塾の強みと言えるでしょう。

メリット2:苦手科目への克服を目指せる

受験対策では苦手科目の克服も重要です。個別塾では、生徒1人1人に合わせたカリキュラムで授業が進められていきます。

また講師から直接指導を受けられるため、分からない点は何度も質問することでクリアにできます。そのため、個別塾は苦手科目の克服には最適と言えるでしょう。

メリット3:振り返り学習から基礎固めができる

個別塾では、生徒からの希望があれば「振り返り学習」で過去の学習内容も学び直せます。

基礎固めにも役立ち、学力の向上も望めるため、前の学年の内容をもう一度学びたい子どもには、個別塾がおすすめです。

入学後、あまり勉強をしてこなかったという場合も、安心して学習できるでしょう。

メリット4:部活や課外活動との両立ができる

中学生の場合、部活や課外活動で忙しいという子どもは多いでしょう。個別塾の場合、授業時間の希望を出せる塾も多いため、部活などと両立することも可能です。
「部活動や課外活動を続けながら受験対策もしたい」という子どもには、個別塾は最適と言えるでしょう。

メリット5:安心した環境で勉強に集中できる

個別塾では「講師1人に対し、生徒が数人」というのが一般的な指導スタイルのため、講師との距離が近く、信頼関係を築きやすいと言われています。

信頼関係が築ければ、質問や受験に対する相談などもしやすくなるため、より勉強に集中することができるでしょう。

高校受験対策で個別指導塾を選ぶデメリット

前述したメリットから、近年では受験対策に個別塾を選ぶ生徒は多いと言われています。

しかしながら、個別塾ならではのデメリットもあるため、高校受験対策として選ぶ場合は、よく検討する必要があるでしょう。

ここからは、個別塾のデメリットを3つ紹介して行きます。

デメリット1:カリキュラムが流動的だと到達目標から離れてしまう可能性がある

生徒に合わせてカリキュラムを組む個別塾の場合、学習内容が苦手科目や振り返り学習に偏ることも多いでしょう。

その結果、本来の目的である受験対策から離れてしまえば、大きなデメリットになります。授業内容を定期的に見直すなど、高校合格に向けた指導内容が重要です。

デメリット2:勉強に対する競争心・意欲が薄れてしまう可能性がある

少人数で授業を受ける個別塾では、苦手科目の克服の勉強などが多く、張り合う相手も少ないため、勉強に対する意欲や競争心が薄くなる傾向があると言われています。

そのため、1人で勉強するよりも仲間がいた方が頑張れるという子どもの場合は、個別塾は向かないでしょう。

デメリット3:集団指導と比較すると割高である

受験対策の塾の費用には、授業代やテキスト代に加え、模試代などがかかります。

さらに個別塾の場合、講師1人を独占できることから、集団塾に比べて授業料が割高になります。

高校入試では、受験をする度に1校ごと受験料も必要なため、受験にかかる費用を抑えたいという方は、個別塾以外も選択肢に入れましょう。

個別指導塾がおすすめな生徒の特徴とは?


ここまで見てきたように、個別塾にはメリットとデメリットがあります。

高校受験に役立てるには、子どもに合う塾を選ぶことが大切になります。自分の子どもが個別または集団に合っているのかしっかり見極めましょう。

ここでは、個別塾がおすすめな生徒の特徴について紹介します。自分の子どもの性格と照らし合わせて、塾を選びましょう。

特徴1:明確な志望校が定まっている生徒

個別塾のメリットは、生徒の学力や目標に合わせて授業を受けられることです。そのため、明確な志望校が決まっているようならば、個別塾に通うことをおすすめします。

このような生徒の場合、志望校の試験の傾向を確認しながら、高校受験対策だけを目的に授業を進められるため、講師も合格に向けた指導に力を入れられるでしょう。

特徴2:苦手科目やわからないことが多い生徒

基礎的なことが分からない生徒や、勉強への苦手意識がある生徒にも個別塾はおすすめです。

分からないことが多い生徒が集団塾に入ると、なかなか授業についていけず、受験も失敗に終わってしまう可能性があるでしょう。

個別塾であれば、講師がゆっくりと生徒のペースに合わせて授業してくれるため、苦手科目の克服が望めます。

特徴3:自宅学習での自己管理が苦手な生徒

自宅で学習する習慣がない生徒や、自己管理が苦手な生徒は、個別塾で学習の習慣をつけることをおすすめします。

受験に合格するためには、塾での勉強だけでは不十分なため、学校や自宅での継続的な学習が必要になります。

個別塾であれば、日々の学習の習熟度も確認してもらえるため、安心して受験対策を任せられるでしょう。

個別指導塾を選ぶ際に見るべきポイント

ここまでで、お子さんに個別塾が向いていることが分かったという方は、選び方のポイントを押さえておきましょう。

個別塾を選ぶ際のポイントは、大きく分けて3つあります。以下で詳しく見ていきましょう。

なお、塾は受験対策となると毎日のように通うケースが多いため、通いやすさについても確認しておくと良いでしょう。

夜遅い日などは迎えが必要になることもあります。子どもだけでなく保護者も通う可能性を考え、送り迎えしやすい塾を選ぶことも選択肢に入れておくことをおすすめします。

ポイント1:講師の質が高いかどうか

どんな塾を選ぶとしても、講師の質は確認しておきたいポイントの1つでしょう。

特に個別塾の場合、生徒と講師の距離が近いため、講師の指導力や人柄、熱意などが重要になってきます。

講師の質を確認するためには、入塾体験などで授業を受けさせてもらうことをおすすめします。

なお、講師と生徒と言っても、人間同士には相性があります。必ずしも相性が合う講師に当たるとは限らないでしょう。不満を感じたり、思うような結果が出なかったりした場合には、講師の変更が可能かどうか確認しておくと安心です。

ポイント2:目的とする高校の受験対策コースがあるか

個別塾の目的や得意とするコースは、塾によって異なります。塾に入る前には、その塾が何を得意としているのか、そしてそれが自分たちの目的と合っているのかを確認しておきましょう。

また、受験対策を得意としていても、進学校受験向けや公立受験向けなど、さまざまな種類があります。

まずは、自分の子どもがどんな高校を受験したいのか確認し、一緒に塾を選びましょう。受験校がまだ定まっていないという場合は、臨機応変にカリキュラムの変更ができるか確認しておくことをおすすめします。

ポイント3:料金は適正であるか

個別塾は費用が高めに設定されている場合が多いため、受講料などの費用はしっかりと確認する必要があります。

ただし、金額だけで判断するのは避けましょう。授業時間は何分なのか、講師1人につき何人生徒がつくのかなど、さまざまな項目を見てから、料金に見合っているか判断してください。

たとえば、料金が高めでも、授業以外のサポートが充実している場合もあるでしょう。料金が予算内で収まるのであれば、授業やテキスト以外の項目も比較し、総合的な判断で選ぶことをおすすめします。

高校受験対策なら個別指導塾にはいつから通うべき?

一般的に、高校受験対策として塾に通い始めるのであれば、なるべく早い段階で、可能ならば中学1年生からが良いと言われています。

その理由は、高校受験で公立高校を目指す場合には、内申点が重要になるためです。内申点は、主に学校で行われる定期テストの結果で決められますが、その他にも宿題や授業中のテストに加え、提出物なども関わってくると言われています。

そのため、まずは定期テスト対策を目的に、中学1年生の段階で塾に通い出すことをおすすめします。

また、中学校の授業は小学生の頃に比べると難易度が上がるため、学校の授業についていくために自宅学習は必須です。

早いうちから塾に通うことで効率的な勉強のやり方が学べれば、宿題や日々の学習にも役立てられるでしょう。

個別塾ならば、講師が自宅学習法などを伝授してくれることも多く、効率の良い学習方法や自宅学習の習慣も身につきやすくなります。

高校受験に合格したいと考えているならば、できるだけ早いうちから塾に通うことをおすすめします。

まとめ

中学校に入学すると、あっという間に高校受験がやってきます。そのため、自分の子どもに合った塾を選び、なるべく早いうちから対策をとることが得策と言えるでしょう。

個別塾であれば部活動との両立もできるため、忙しい中学1年生や2年生の時期からも通えます。また、志望校が決まればその対策もお願いできるため、安心して受験対策を任せられるでしょう。

現在、高校受験対策の塾を探しているという方は、ぜひ個別塾を検討してみましょう。


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